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『さらば財務省』高橋洋一

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

著者:高橋 洋一

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白
『さらば財務省』高橋洋一
期待していたものより迫力は少ない印象でした。
私としては、もっとこうドロドロした怨念が伝わってきたり、ノーパンしゃぶしゃぶの話やら、だれそれが、こんなヒドイことしていた風の暴露話を想像していたものですから・・・( ̄Д ̄;;
p71 2008年8月 日銀がとったゼロ金利政策の解除に、クルーグマンは「これは失敗する」
「日銀は市場には資金が『ジャブジャブある』というが、真っ赤な嘘だ。日銀がハイパワード・マネーを増やしてデフレを解消し、穏やかなインフレにしない限り、日本経済は立ち直れない。それもせずに、ゼロ金利を解除したら、、日本経済は壊滅状態になる」
かのクルーグマンがこうおっしゃっていたのですね。まだ判断するには早すぎますが、クルーグマンの言う通りになりそうですね。
p157 「公務員住宅などの国有財産は民間に所有権を移した方が、財政の観点や資源の効率利用の観点からいっても望ましい。その上で民間から借りればいい」
財務省は「国有財産は必要だ」
そうですね、こういうところはなぜか民営化とか市場原理を導入しないんですよね。ったく財務省は・・・。
p183年金はバランスシートで見れば破綻寸前。政府が約束している給付金は今の保険料では将来的には、まかなえなくなる
p191 1995年大蔵省理財局に勤務していた著者が、初の国のバランスシートを作成していたが、他部局からの猛反発で幻に、反対理由は明白「そんなものをつくると、国の隠れ資産と隠れ負債が白日の下にさらされてしまい、われわれに都合が悪い」
p192財務省の主張する834兆円は「粗債務」で、国際的にしばしば使われている「純債務」ではない。粗債務は政府が持つ膨大な金融資産を差し引いていない。日本政府ほど政府が多額の資産を持っている国はなく、2005年末に発表されたがくでは538兆円にもあがる。
増税ありはトリック
このあたりの数字を出しての突っ込んだ話は素直に頷けます。
でも書きましたが、財務省と高橋氏どちらを信じるかと言うと私は後者ですね。残念ながらマスコミはあまり取り上げませんが。
p194
2007年10月17日に経済財政諮問会議が示した資産について
最も楽観的な資産でも8兆円の増税が必要になり、どのみち増税は避けられない運命だと思わされてしまう。
p194 2007年10月17日に経済財政諮問会議が示した試算
  1. 18年間は長すぎる「マクロ計量モデルの長期計算はできない」エコノミストの常識 せいぜい5年程度
  2. 歳出の増え方:社会保障は1/3にすぎない無駄がある公務員人件費や公共投資なども伸ばそうとしている
  3. 名目成長率の低さ 2-3%は低いのではないか?
  4. 金利の設定
これですよ、これ!
財務省のウソ!!
ちゃんとこの辺りのデータを出してくれればだれもが納得するのに、なかなかこういうロジックは出てきませんよね。
あとは、公務員制度改革の話など。
ほんとうに頼みますから公務員制度改革をやりましょうよ。
高橋氏のような学者肌の元官僚からの情報発信は貴重です。
これからも、高橋氏の発言を要チェック!

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