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失敗は悪くない

私の職業はいわゆる自営業です。実は、今の仕事の前にも一度起業しています。大失敗ではなかったのですが、このまま続けていても見込みがないと判断して一回事業をつぶしています。

その時に学んだことです。事業を続けていくうえで最も大事なことはなにでしょうか?

それは、商品やサービスではなく、資金や設備でもなく、人材ですらありません。

最も大事なことは顧客がいるということです。

極端に言えば、モノでもサービスでもそれを必要とする顧客さえいればどんなニッチな商売でも成り立ちます。

誤解を受けるかもしれませんので補足しますと、人材を軽視しているわけではありません。例えば、自分だけでできる事業であれば 人材どうこうを考えなくていいからです。実際、前回の起業は自分だけで始めて、そして つぶしました。現在では何人かのスタッフを雇い事業を細々と続けています。いまでは、本当にいい人材確保の重要性を実感しております。

たぶん、三回目に起業する時は二回目よりも上手になっているでしょう。いまだに10個くらいの起業プランはあるのですが、なにぶん現在の仕事をまずはうまく回さないと始まりません。

『週刊ダイヤモンド』2009年4月11日号 「社会起業家」特集をながめて いくつか興味のある事業がありました。

中田英寿がこういうことをやってみたいと言っていた「グラミン銀行」から「知的障害者が手作業で作るワイン-ココ・ファーム・ワイナリー」「無農薬米生産-吉野農場」などなど

ひとつ気になった事業がありました。これは、短時間で行き詰まるだろうというビジネスがあったので、どこがどうダメか書いておきます。

ホームページはhttp://carepro.co.jp/index.html

p66ケアプロ ワンコイン検診 

代表は看護師で糖尿病の入院病棟でいわば、「手遅れ的な」患者を看るうちに検診の重要性を認識し健康管理サービスの会社を立ち上げたそうです。

そのような病院の患者および知り合いの会社員100人を独自に調査したところ「時間がかかること」「カネがかかること」が検診を受けなかった理由だったそうです。

でも、残念ながらこれはサンプリングの取り方に問題ありますね。入院患者が過去にそう思った、あるいは会社員が現在そう思っているからと言って、実際に不特定多数の顧客が来るのとは違います。顧客のニーズを満たすより、自分が「こうだろう」と思って、それに顧客をあてはめるようなやり方ではちょっと厳しいでしょう。設備にお金もかかりそうですし…。

ただ、これは批判ではありません。エールです。失敗は悪くない。問題はそこから何を学ぶかなのです。

周囲にたくさんの支持者がいたり、別の利益の源泉をもっていたりすれば、これでも続けていけるでしょうが、いずれにせよ、失敗しても 何度でもチャレンジできる社会の方がいいと思いますし。もっと、自営業者や起業家が元気な社会の方が健全ですね。

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