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『偽装農家』

偽装農家―たちまちわかる最新時事解説 (家族で読めるfamily book series)

偽装農家―たちまちわかる最新時事解説 (家族で読めるfamily book series)

著者:神門 善久

偽装農家―たちまちわかる最新時事解説 (家族で読めるfamily book series)

『偽装農家』

p13補助金付きで過剰生産分を輸出するなんて、工業製品なら許されない。なぜか、特権的に輸出補助金が出ている

今まで誰も指摘してこなかったことではないでしょうか?実は「弱者のフリ」をして優遇されてきた人が日本にはいっぱいいたのではないでしょうか?本書ではそのあたりを鋭くえぐっています。ページ数は少なく小冊子といったところですが、印象に残りました。

p16東京では1日約6000トンもの残飯が捨てられていますが、途上国では飢餓で命を落とす人が絶えません。この不平等を前にして、職の安全とか安定した供給のために日本の食料自給率を高める必要があるという言説がいかに陳腐で傲慢なものか

p42零細農家が社会的弱者だというのは、マスコミが作り上げた偶像にすぎない

マスコミは本当にダメですねぇ~。自分たちが「弱者の味方」を装っていかに特権的な振る舞いをしているのか、いかに都合のいいように情報を恣意的にゆがめているのか、大本営のころからなにも進歩していない印象です。

p43もともと日本の農地の多くは、1947年に行われた農地改革によって、ただ同然の価格で小作人が手に入れたものです。その土地で濡れ手で粟の利益を得られるのです。

時間外取引を使ったホリエモンには厳しい意見が多かったように思いますが、こういうのはアリなの?フェアにいきましょうよ!

ホリエモンは好きじゃないですが、それを無根拠に散々叩くマスコミはもっと嫌いですね。

p59 政治力さえあれば転用規制などあってなきがごとしという現状が、愛知県豊田市の事例として2009年2月1日付けの東京新聞の第一面で大きく取り上げら得ました。

p65偽装農家 公共事業を引っ張ってきて 高く売りぬける 農水省族議員

さて、本書ではこのような不公平不公正なことを今後どうすべきか提言されています。いわく

p71平成検地を実施、現在の農地利用の実態を明らかにすべし

これにつきるとのことです。

このようなことがどんどん出てくるのも政権交代のせいかでしょうか?鳩山政権自体は評価していませんが、政権交替でいままでたまっていた矛盾や非効率、ムダあるいはダムなど洗いざらいきれいにしてほしいものです。

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