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ハイチ・ドミニカ・そして神戸

15年前のその日の朝を 私は研修先でむかえた。
今までに経験したことの振動で目が覚めた。さざ波から徐々に重低音の地響きになり、それが数分も続こうかという長い長い振動だった。

これは、とんでもないことが起こったと直感した。TVニュースでは緊急の速報があったものの、その後情報は遅々として入ってこなかった。
2時間・3時間たって、倒壊した高速道路の画像がニュースで流れた。その割に死亡者数は消防署発表で8人とか10人とか映像・震度などの情報と乖離していた。
当然である。死亡者数の発表なんて速報で一人ずつ数えて発表するものでもないだろう!逆に大したことないのじゃないか?と考えた者もいたようで、政治家の一人は「なんか、関西のほうで えらい地震があったんだって、はっはっはっ」とまるで他人事のように余裕をかましていた。
そんなはずはない、そんなはずはない。私のなかの緊急警報は依然としてMAXで鳴り響いていた。


6ヶ月後 私は神戸の病院にいた。
その頃の市内は がれきの一部がいまだ取り除かれず、そのまま放置されていた。

ICUに入る際、マスクをするように担当の看護師に説明を受けた。
「今でこそマスクはありますが、震災直後はものすごくほこっりっぽくて、病院中のマスクがなくなったんですよ」
私はありがたくマスクを装着して入室したものだった。

結局、大切な人を失わずに済んだのだが、震災当時は離れたところで暮らしていたため あまり当時の生々しい記憶はない。


話は時間・空間を超えて現在のハイチ
ちょうど今 『文明崩壊』下巻ジャレド・ダイアモンド著を読んでいる。ひとつの島に隣り合う国としてハイチとドミニカが対照的に描かれているp87-127 とにかく、ハイチはhopelessだと。今回の大地震でも隣国のドミニカの動きについてあまり日本では報道されないようです。

とにかく、同書では
  p123 ハイチは過密で貧しく、あまりにも天然資源と訓練や教育を受けた人的資源に乏しい
と記されています。

そんななかで、大震災が起こったら…94年ルワンダのような地獄が起こらないことを祈るばかりです。

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