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『年収6割でも週休4日という生き方』

「年収6割でも週休4日」という生き方

「年収6割でも週休4日」という生き方

著者:ビル トッテン

「年収6割でも週休4日」という生き方

『年収6割でも週休4日という生き方』

これいいです。表紙のパッと見から、海外でのワークシェアリングの話?北欧かどこか?なんてピンぼけな想像をしていましたが、まったくドメステックな日本の話でした。

ソフトウェア販売会社「アシスト」経営者であり、脱石油依存型経済、ポスト市場原理主義経済時代の企業経営のあり方が書かれております。

p18 1984年 日本のGDPは302兆円だった。当時 リストラとかワーキングプアとかなかったよね。ところが、現在は日本経済GDP 500兆円 豊かになりました?

p76社員一人ひとりができる三つのこと

  1. スキルの高い勤勉な情報活用の専門家になること
  2. あなたと家族が罹っている消費中毒を治すこと
  3. これまで他者にお金を払ってやってもらっていたことを、自分でできるように学ぶこと(野菜を作る、衣類を繕う・・・)

p78 会社が提供できる四つのこと

  1. 起業としてできるもっとも重要なことは、顧客に対して、もっとも正直で誠実に、かつ有能で役に立つ製品・サービスの提供者になることです。
  2. 社員とその家族が消費中毒から抜け出すのを手助けすることです
  3. 今お金を払って他社にやってもらっていることを自分でできるよう手助けをすることです。(アシストでは農地を借りて作物を育てたい人には、一人年間2万円まで資金援助をします)
  4. 社員にもっと柔軟な労働条件を提供すること

理想的ですね。わたしの事業もこれを目指してゆきたいと思います。

p153

  • 失業率 50~60%増加 1983~2008年
  • 生活保護世帯数は50%増加(1992~2007年)
  • 所得格差は10%以上拡大(1984~2004年)
  • 自殺率は35%増加(1985~2007年)

p155 2007年 1日で36兆円の円が外国為替取引市場で売買された。円の年間通貨売買額の2%未満の取引額で日本の海外貿易に必要な円をカバーできる

カジノ経済を是正するためまた財政再建のための提言やヒントがいくつかなされています。ひとつはトービン税、有価証券取引税復活、政府紙幣発行など

ジェームス・トービン トービン税;日本円の売買に1%課税

p156 1日36兆円の円の売買にわずか1%の税金をかけるだけで、日本政府は年間132兆円の税収 これだけで現在の地方税と国税を合わせて税収100兆円を大きく上回る。

すごいなこれ、 なにか、問題ある?アメリカが黙っていないのかな?

p157 水や食料といった生きるために必要なものを買うためにも、我々は5%の消費税を払わなければいけない

p161 99年3月有価証券取引税を廃止: わずか 0.01%にも満たない税率で年間数1千億円の税収を上げていたにもかかわらず。廃止の目的は、日本の株式市場は閉鎖的であり、それを解放するためというものでした。

p176政府紙幣

p178 政府がお金を作るメリット

  1. 政府がお金を作り、それに利子をつけないで国民に貸し出す、民間銀行が創造したお金の利子を返済するための無駄な経済成長の必要がなくなる
  2. 日本政府は増税をすることなく、巨額の負債を返済することができる

p189巨額のお金を政治家に提供できるのは大企業だけです。メディアを握っているのも広告主である大企業ですから、「国民の生活が第一」を標榜してえればれた民主党が、今後は「大企業の利益が第一」となる可能性は高い

とりあえず、1回メディアは解体した方が良さそうです。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/657

田原総一朗×上杉隆Vol.2「私が見た『機密費』と鳩山マネー」

政治と金の問題ですが、私たちが納めた税金が機密費経由でメディアに渡る。

メディアの自殺かと思うよ、ほんと

ともかく、本書は今後何回も読み返したいと思います。

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