« その後の金券について | トップページ | 経済オンチの空き缶がなぜTPPを言い出すのか? »

『ビジョナリーカンパニー③』衰退の5段階 

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

著者:ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins)

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

『ビジョナリーカンパニー③』衰退の5段階 

  • 第一段階: 成功から生まれる傲慢
  • 第二段階: 規律なき拡大路線
  • 第三段階: リスクと問題の否認
  • 第四段階: 一発逆転の追及
  • 第五段階: 屈服と凡庸な企業への転落か消滅

自分の事業は当然第一段階の手前です。でも、ちょっと売上が上がった月は時としてイイ気になったりもします。成功から傲慢になってはイカンなぁ~と思う今日このごろです。

p118 イリジウムの失敗 モトローラ 遠隔地ではイリジウムは役立つのだが、顧客がいない
当時 確かにTVCMでこれは画期的だ凄そうだ!なんて印象をもちましたが、言われてみればその通り 投資に見合う収益は・・・???
p123 危険な状況になるのは、明確で議論の余地のない事実を無視した時ではなく、データがどちらにも解釈できるが、悪い方向に触れたときに深刻な結果か悲惨な結果になりうる状況で、曖昧なデータを間違って解釈した時である。 1986年スペースシャトルチャレンジャー
p128 喫水線の原則 穴が開くなら喫水線の上で開くようなチャレンジ
p130 リスクがいかにも非対称であり、良い結果になったときに得られるものが小さく、悪い結果になった場合には悲惨な結果になる状況で、 どうするか? 嵐の中で岩登りを続けるのか
リスクを考えたときの行動指針ですね。現在の事業もそれほど上手にコントロール出来ていないのですが、次の事業のことを考えています。私しゃ バカですね。 
で、次の事業ですが、どうやら設備投資が莫大になりそうな気配です。こりゃイカン。喫水線の下でのチャレンジになりそう。もう少し戦略を練るべきですね。
p131 企業の場合 指標になるのは 
  • 粗利益率(売上高に対する粗利益の比率)
  • 流動比率(流動負債に対する流動資産の比率)
  • 負債比率(自己資本に対する負債の比率)

自分の事業において どの程度なのか 今度あらためて計算してみます。

p148 HPのフィオリーナとIBMのガースナー の比較 派手で見た目も良く 大きなことをいうビジョン 壮大な計画 かたや地味 マスコミに取り上げられることもない
IBMはガースナーの任期中 売上高利益率が着実に上昇 HPは売上高利益率の変動激しかった
p174 現金が大切 企業は利益の不足で倒れることはない。現金の不足で倒れるのだ。
まさにcash is king
p199 衰退の段階に陥っているのであれば、堅実な経営規律にいますぐ戻るべきだ。強大な力を持っているなら、衰退の初期の現象が現れていないか、注意をはらうべき

非常に勉強になる一冊でした。

|

« その後の金券について | トップページ | 経済オンチの空き缶がなぜTPPを言い出すのか? »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/524799/38738491

この記事へのトラックバック一覧です: 『ビジョナリーカンパニー③』衰退の5段階 :

« その後の金券について | トップページ | 経済オンチの空き缶がなぜTPPを言い出すのか? »