2009年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

書籍・雑誌

2009年10月26日 (月)

『千年、働いてきました。』

千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)

千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)

著者:野村 進

千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン (角川oneテーマ21)

『千年、働いてきました。』

p20創業百年以上の会社は東京商工リサーチが百五十万社に及ぶデータベースから創業百年以上を抜き出したところ15207社
すごいですねぇ~。創業100年かぁ~。事業に関して、10年20年先はなんとなくこうなっているだろうと予測できますが、それ以上は無理ですね。身売りかうまく世代交代の仕組みがない限りは自営業としてやっていくしかないのでしょうね。
「職人のアジア」「商人のアジア」 老舗には安定した国家が必要
なるほど、確かに安定した国家が必要ですね。しかし、あまり安定?しすぎて、澱みができ、利権ができ腐敗してゆくのは困りものです。今回の政権交代を機に悪い膿を全部出し切ってもらいたいと思います。ちょっと、無理っぽそうですが・・・
p223千三百年前に法隆寺を建てた飛鳥の工人の技術に私らは追い付けない西岡常一『木のいのち木のここ』
技術伝承に関しての面白い本として最近
09/10/09
『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』などが面白かったです。1300年前の技術に追い付けないことってあるものなんですね。感慨深いです。

2009年10月21日 (水)

『日本で一番大切にしたい会社』

日本でいちばん大切にしたい会社

日本でいちばん大切にしたい会社

著者:坂本 光司

日本でいちばん大切にしたい会社

『日本で一番大切にしたい会社』坂本光司

    1. 景気や政策が悪い
    2. 業種・業態が悪い
    3. 規模が小さい
    4. ロケーションが悪い
    5. 大企業・大型店が悪い
p4 問題はうちではなく外と考える経営者は×
上記などの言い訳を経営に持ち込んでませんか?いや、モロ うちです。反省してます。
そうですね、問題は外の環境より 経営基盤としての哲学というか・・・
でもね、実際の経営はそんなに単純でもないのだとつぶやきたい気持ちもあります。
p21 5人に対する責任
  1. 社員とその家族を幸せにする
  2. 外注先・下請け企業の社員を幸せにする
  3. 顧客を幸せにする
  4. 地域社会を幸せにし、活性化させる
  5. 自然に生まれる株主の幸せ
いま改めて考えると できてないなぁ~!3.4.はぼちぼち考えておりますが、1.2.はできてないよなぁ~
もっともっと報いられるように経営努力しよう!!
p38 「好況だから人材がほしい。不況だからなおさら人材がほしい」
p44日本理化学工業株式会社
  1. 人に愛されること
  2. 人にほめられること
  3. 人の役に立つこと
  4. 人に必要とされること
結果的に障害者雇用が多くなり、なおかつ利益を上げ続けているチョークをつくる会社です。
p59 浜松の財界はトヨタ自動車の親会社であった豊田式織機の経営が危なくなったときに みんなで買いささえた。
トヨタでさえ、そんなことがあったのですね。みんなが危機の時 トヨタは支えてくれるのでしょうか?
きっと支えてくれるはずですよね
p134 中村ブレイス
社会的弱者が人間の尊厳を失わずに生きていくことを支える
個人的に聞き知ったところちょっといただけない会社某 ア〇〇エ〇も入っているようですが、ま、その辺はご愛敬?
従業員が楽しく働けるような会社作りを大幅に推し進めていきたいと思います。

2009年10月16日 (金)

『しがみつかない生き方』

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

著者:香山 リカ

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

勝間和代も香山リカもあまり好きではないのですが、
どちらかというと香山氏ですね。人に勧めるのは後者ですね。

失礼ながら立ち読みのみです。

本書では、勝間的な生き方に否定的な内容が書かれています。そうなんですよね。勝間氏はちょっと身勝手すぎる気がします。証券アナリストでもライブドアの粉飾を見抜けなかったのは仕方がないなどと、苦しい言い訳なんかかを書いていましたからね。

勝間氏の本を読んでいるとちょっと興ざめしてしまいます。あと、20年間同じスタンスで仕事ができるのでしょうか?

そういう意味では香山リカ 一日の長有り

2009年10月13日 (火)

『金融大崩壊』

『金融大崩壊』水野和夫
p38 95年クリントン政権 63兆9000億ドルだったものが、ピ
ークの2007年10月には187兆2000億ドル 世界の金融資産

p162 「アメリカ投資銀行株式会社」「日本輸出株式会社」

日米の経済的特徴を上記のように言い表しています。しかし、藤巻 健史氏は日本はモノづくりより投資の利益の方が大きいと数年前言ってましたが、現在はどうなのでしょう?

p179 打撃を受けるのは輸出企業 自動車・電機 非製造部門
ではOKか?前回のバブル崩壊よりも雇用という点では影響は軽
微か

そうなのでしょうか?現実は雇用情勢かなりタイトになってきているようです。http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/employment/

p198海外とどう付き合っていくか
p199セーフティネット

今後の課題は海外とどう付き合うのかおよびセーフティネットということらしいです。セーフティネットは重要ですね。失敗しても何度でもチャレンジできる社会が理想的です。最後の最後に栄光をつかむなんてちょっとチープな映画のようですがかっこいいじゃないですか。チャレンジすらできないような格差が固定化したような社会にはNOですね。世襲政治もやめてほしいものです。ほんとに・・・


年金は世界的に見て多い 設計の失敗による大盤振る舞い

高齢者は年金を貯金していますからねぇ~まずは年金の意味、定義付けからやった方がいいのではないでしょうか。

p83 若い人から老人への所得移転なら 富裕な高齢者から貧
しい高齢者への所得移転があってもいいのでは

そうですね、高齢者の方が豊かなのだから、もっとどのようにその資産を活用するのかを考えてほしいものですね。

金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)

金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)

著者:水野 和夫

金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)

2009年10月 9日 (金)

『億万長者より手取り1000万円が一番幸せ』

億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!―年収400万円+副収入でプチリッチになる

億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!―年収400万円+副収入でプチリッチになる

著者:吉川 英一

億万長者より手取り1000万円が一番幸せ!!―年収400万円+副収入でプチリッチになる
『億万長者より手取り1000万円が一番幸せ』
年収400万円+副収入でプチリッチになる
小さな事業を営んでいる私にとっては目からウロコが落ちるような本です。いいです。
日本の税金は高すぎやしないかい?というところから論じられています。
p21 OECD加盟国平均は26.7%の法人税 実効税率が30か国中7年連続で一位
40.7% アメリカは2位 40%
そうなんですよね。やっぱ税金は高いや!確定申告をしない一般的なサラリーマンは無関心なのでしょうか?
p23 課税所得金額で1800万円を超えると最高税率の40%になる
住民税10% 事業税5% あわせて55%が税金
で、著者は述べております。
お金持ちになろうとしたら、脱○か株しかないと
従来どおり株式を購入し続ければよいのでしょう。これでファイナルアンサー?
p36 社員一人を雇うとは5000万円の長期固定負債を負うのと同じだと述べる会社社長もいるようです。
そこまでなまなましい表現を私自身はいたしませんが、ときどき 従業員にたいしてちょっとぉ~・・・と思うことはあります。もっとも大部分の時間は大変感謝しておりますが…ヽ(´▽`)/
給与所得1448万円の 可処分1000万円 税率23%をねらう
ありだと思います。給与所得者の時にこの考え方を身につけておけば、と後悔します。
p91損保会社の総合職 40歳課長で1500万円の給与
だってさ やってられなくなるな。やはり日本のホワイトカラーは生産性低いと思います。
p100日銀出身の木村剛氏いわく日銀で日本国債を買っているのはつきあいで福井総裁(当時)くらい
やはり、資産は海外運用も考えなければいけませんね。
p101持ち株会をすすめてます
長期投資には でも 分散が利かないですね。リスクを集中しすぎる気がします。

p184 いままでの所得税率が23% 住民税10% 事業税5%の合計38%が トータル48%になる 普通の会社で仕入れ原価や製造コストが10%も上がったら苦しくて死活問題 
たしかに・・・おっしゃる通りです。
それで、結局のところ著者の得意分野の不動産投資の話となるわけです。
p185減価償却が減っていくので計算上は利益だけが増えている納める税金も増えていく
p188賃貸住宅の空室率は全国平均ですでに21%となっている
こんな、状況では不動産投資をやる気が起こりませんねぇ~
p191借り入れは元金均等返済にすべき
p212 exit 戦略 いつでも売れない。 価値は下がっていく 最も怖いのは滞納 次が空室
不動産投資なんていくら本読んでも、ブログなどで研究しても費用対効果は薄そうです。物件はそれぞれ違うため、少額がはじめていって実戦で鍛えるしかないのでしょうかねぇ~。
とりあえずは、インターネットで情報を集めている状況です。

2009年10月 4日 (日)

『年金問題の正しい考え方』

年金問題の正しい考え方―福祉国家は持続可能か (中公新書)

年金問題の正しい考え方―福祉国家は持続可能か (中公新書)

著者:盛山 和夫

年金問題の正しい考え方―福祉国家は持続可能か (中公新書)

どうも、年金問題の 根源はその制度設計ということらしい
少子化や未納問題はその本質ではないとのことなるほど
p16 国民年金 男性1.67% 女性2.33%の利子率
基本的には入っていたほうが得という結論です。山崎元も同じ趣旨を述べられております。http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-2d8b.html
p125 1973年のスキームにおける相対的年金水準は高すぎた
p161 未納は本人にとって損 その分をほかの人が肩代わりするわけではない
p243人口減少社会では積み立て方式がいいか?
p246 完全税方式は世代間の格差と対立
p268 社会保障への支出が経済活動を妨げたり、経済に寄与しない無駄遣いであるかのような議論は間違っている。医療費や介護費は、医療サービスや介護サービスという重要な財に対して支払われているのであるし、年金にしても、基本的には高齢者の生活費として支給されることで総需要を支えている
(実際はせっせと貯蓄していますが…苦笑)言わんとすることに大賛成です。あとは、受け取る側の意識、あるいは年金とは違いますが、税金でいえば、負担している側の納税者意識などの変革も必要でしょう。
政権交代を機に一回ほんとに ガラガラポンして 実際のところをすべてさらけ出して 最初から作ってほしいものです。

2009年9月26日 (土)

『人口減少社会は怖くない』

人口減少社会は怖くない

人口減少社会は怖くない

著者:原田 泰,鈴木 準

人口減少社会は怖くない

『人口減少社会は怖くない』『心配しすぎの日本人年金は世界的に見て多い 設計の失敗による大盤振る舞い高齢者は年金をせっせと貯金しているくらいですからねぇ~(苦笑)

p157 世界に誇れる車があるのに世界に誇れる住宅はない

確かにそうですね。テクノロジー的には世界に通用する住宅をつくれそうなものなのに、実際はまったくダメですね。そして、輸入住宅も相当 障壁が高いですね。

p83 若い人から老人への所得移転なら 富裕な高齢者から貧
しい高齢者への所得移転があってもいいのでは

『人口減少社会は怖くない』おなじタイトルですが、別の本

618trwjhkql_sl500_aa240_

p22 毎年250万人が生まれていた第一次ベビーブームを抑制したのは優生保護法 

なるほど、そういう歴史的背景があったのですね。

  • p85 【今までの企業戦略】
  • 大量生産、薄利多売によるスケールメリット
  • 利益率よりも売上高を重視
  • 拡大志向に基づく企業規模拡大(多角化経営)
  • 労働時間の増加による労働生産性の向上
  • 低賃金によるコスト抑制
  • 利益の内部留保を重視
  • 土地を資産とする発想時代おくれ

  • 【これからの企業戦略】
  • 付加価値率の向上
  • 売上高よりも利益率を重視
  • 計画的かつ適切な企業規模縮小
  • 技術開発力の向上による労働生産性の維持・向上
  • 技術開発分野における国際分業の導入
  • アイデアを生み出せる環境づくり
  • 労働賃金水準の確保

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896919939/nifty0b5-nif1-22/ref=nosim

人口減少社会も悪くないよな!そんな気がします。なにはともあれ健康的な体と豊かな暮らしの支えがあればよいと思います。

2009年9月22日 (火)

『10万年の世界経済史』

10万年の世界経済史 下

10万年の世界経済史 下

著者:グレゴリー・クラーク

10万年の世界経済史 下

『10万年の世界経済史』2

もう少しロマンチックな話を期待していたのですが・・・どうもそうではありませんでした。

p7 1800年 ヨーロッパ北西部 米国で 人口が増えれば賃金が減少 マルサス的な経済が終了

p107 1612 ウィリアムス・アダムス
 この日本という島国の人々は、善良で、きわめて礼儀正しく、戦場では勇敢である。この国では、法に背いたものに対しては、一切の不公平を排した司法の裁きが厳正に下される。その統治はすばらしく秩序だって居て、世界で社会的秩序がこれほど保たれている国は他にないと思えるほどだ。

昔の日本はそうだったのでしょうねぇ~、きっと。

今の日本はねぇ~ 個人も 企業もモラル低下は甚だしいですね。政権が代わってよくなることを期待しております。

p108 なぜ、産業革命は英国で?日本や中国ではなく
地理的な問題  遺伝的 市場的・・・

そのような複合的な要因とのこと。

さて、今ちょっと調べていることがあります。それは、これから人口がどんどん減少してゆく中で日本は繁栄してゆけるのでしょうか?

いや、個人の暮らしぶりは豊かになるのでしょうか?

ジムロジャーズは人口減少する国で発展するのを見たことない、などと言っていましたが果たしてどうなのでしょうか?

すこし、人口減少する日本社会に関しての本を調べてみます。

2009年9月21日 (月)

『10万年の世界経済史』

10万年の世界経済史 上

10万年の世界経済史 上

著者:グレゴリー・クラーク

10万年の世界経済史 上

『10万年の世界経済史』マルサス的経済http://blog.goo.ne.jp/harunakamura/e/3af9c7832784462c3999e831ef66c8ed

とりあえず、ひろい読み。まだ咀嚼できていません。

p107 ヨーロッパ人の平均身長は1800年代まで170cm前後 

そういえば、そうでしたね、確か。どこかで読んだ気がします。そういえば、関係ありませんが、身長に関しては年収との関連も言われていましたっけhttp://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-bfde.html 

p177 不衛生な17世紀ロンドン 近所の家の糞便が外へあるれ出すことは、日常のちょっとした迷惑にすぎなかった。

p178 日本人はそれらを認識、 発酵作用で伝染病の原因になる有機体の多くが分解・死滅してから使用した。

p179 18世紀の英国における石鹸の使用量1日あたりひとり5.7g アフリカ貧困層に対する供給目標11gにも満たない。19世紀半ばオーストラリアへ送られた流刑者が1日あたり約18gの石鹸を配給されていた。

日本の衛生観念が発達していたのは。『世界経済2000年史』http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/2000-9816.html でも述べられていました。

p182 出所 カーティン 1989年 兵士の死亡率から見た1800年ごろの各地域の健全性ニュージーランド 1000人当たり 9人 タヒチ10人 シエラレオネ 483人

p186 世界は10万年間変化しなかったのか マルサス的な均衡状態は1800年以前のすべての社会を支配していた。少なくとも8000年前の新石器時代に定住農耕社会が成立してから、経済的には完全に同じ状態が続いてきたことを物語っているように見える

p272 マルサス的経済からの変化 中産階級化
産業化以前の古い社会では利子率が驚くほど高かった 10%
ごく一部の人だけが知っていた読み書きが一般的に広まった
労働時間が延びた
個人間の暴力が減少した。
p275 1150-1250 9-13% 1170-2003年のイングランド・英国における、土地と地代負担の収益率 
    1350-1700 5-6% 
    1750-4%から右肩下がりで現在の2%ていどまで
p299 「生殖の成功」というマルサス的経済の時代で重要な意味を持っていた唯一の”通貨” 識字率と 基本計算力

上記のようなことが産業革命がイギリスで起こった理由とのことです。

日本でもあと数十年たっていれば、自然に産業革命が起こっただろうというような記述もありました。

つづく

2009年9月 6日 (日)

『天才!OUTLIERS The story of success』

天才! 成功する人々の法則

天才! 成功する人々の法則

著者:マルコム・グラッドウェル

天才!  成功する人々の法則

『天才!OUTLIERS The story of success』
グラッドウェル三作目  勝間さんの著書はエッ?と思うことがあり、好きでない部分が多々あるのですが勝間さんgood job

1882年1月ロゼトの謎(長生き村らしいです) これって でも有意差あるのかな?
the roseto story Norman:University of Oklahoma Press 1979
The power of clan: The Influence of Human Relationships on Heart Disease New Brunswick N.J.:Transaction Publishers 1993
Carla Bianco "The two Rosetos Bloomington: Indiana University Press 1974
p8 遺伝子以外では、どんな生活を選ぶか、何を食べ、どのくらい運動し、効果的な治療が受けらるかどうか が重要だと考えられていた。だれもコミュニティの点から健康を考えたことはなかった。

ようすうるに、コミュニティの「ちから」によって長寿が保たれているのではないかということなのですが、ちょっと、興味あるので出典にあたってみたいと思います。でも、古いな

プロホッケーの選手は何月生まれが多いか
1.2.3月など早い時期 なぜか 1月1日が年齢を区切る期日だから 
人より少し早く生まれたおかげで チャンスが多くなる p30

これは、聞いたことがありますね。たしか、日本では東大入学者で生まれ月が最も多いのは4月生まれだったと記憶しています。あるいは、3月生まれがもっとも少なかったとか・・・?

そして、オックスフォード大だかどこかの海外名門大学でもやはり学年始まり月の子弟が多かったとか (ソース未チェック)

p66-70 歴史上の世界の富豪ベスト75
1)ロックフェラー 318.3 10億米ドル 32兆円くらい?
2)アンドルー・カーネギー 298.3
3)ニコライ2世 253.5

9)マルクス リキニウス クラッスス 169.8 共和制ローマ 
12)アメンホテプ3世 155.2 古代エジプト

21)クレオパトラ 95.8 古代エジプト

37)ビルゲイツ 58.0

ほぼ20%が一つの国の一つの時代に集中1831-1840年に集中

一人で成功した者はいない p132

p265水田は根気がいる  ボツワナのサン族 年に1000時間
   ヨーロッパの農業 1200時間程度 18世紀
   アジアの稲作農家3000時間

p279 数学は能力ではなく態度である

で、この根気がアジア系の人が数学が得意な理由だと述べておられます。う~ん、ほんとうかなぁ~?

p322成功者は 歴史と社会、好機と遺産の産物である
 

p330 成功者の努力と個人の資質がすべてを決めるわけではない

でも 逆に言うと 時代のせいにして怠けたくならない?私が成功していないのは時代が悪かったのだって…

 もちろん、著者は 勤勉を説いています KIPP knowledge is power program

p55 1万時間の法則

なにごとも、ひとかどの仕事をするトップレベルに達するまでには1万時間は必要だそうです。

p337
機会平等の視点! 日本の子供の貧困問題に 勝間さんが述べられております。

とにかく勝間氏good job

おもしろかった。

2009年9月 5日 (土)

『第1感 「最初の2秒」が「なんとなく」正しい』

第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)

著者:M・グラッドウェル

第1感  「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)
『第1感 「最初の2秒」が「なんとなく」正しい』マルコム・グラッドウェル
 2006年3月 グラッドウェルの著書で初めに読んだのがこれ、素直に面白い。
blink the power of thinking without thinking
2枚のカードを引く 実験をしたんですよ。赤カードと青カード p15
 赤 大勝もあるが大損もある 青こつこつ勝てる、そんなに損はしない 
で、面白いのはここから
50枚ほどめくるとなんとなく青がいい、さらに続けて80枚ほどめくる必勝法に確信を持つ。
が、なんと10枚目くらいで手のひらの汗腺 ストレス反応を赤を引くときに感じている。
らしいんですって。へぇ~不思議ですねぇ~、ほんとかな?
『自分を知り、自分を変える:適応的無意識の心理学』 ティモシー・D・ウィルソン
p34モールス信号の打電パターンで分かる「これはオスカーです。ということは、彼の部隊は今、間違いなくトブルク近郊にいます。」
第二次世界大戦時 モールス信号の解読班の活躍ですが、これはありえるでしょうね。人間、ちょっとしたクセってどこかででますよね。
ショックなのはこちら
あなたは、どれだけ 人種差別主義者か?(黒人差別)
私もやってみましたよ。
現在、仕事では黒人のお客様はあまりお見えにならないので、あまり親近感を覚えておりません。結果はやはり、私は差別主義者だったのか・・・(ノд・。)
もう一つショックなのはこちら
p94 身長182.5cmのひとは165cmの人より平均で年間5523ドル多く稼ぐ
ティモシー・ジャッジ 「働く年数を30年として計算すると、背の高いひとは実質何十万ドルも得をすることになる」
えぇ~Σ( ̄ロ ̄lll) そんな?でも、そうだったのね・・・中学生のころもっと牛乳を飲んでおけばよかった…
このあたりも、面白かったです。
p183普通の人の好みとプロの第一印象は違う
p184第一印象を再現できるプロ
プロの試食:マヨネーズだけでも 外見6項目 食感10項目 風味14項目のなかから同じ味を表現できる。
こういう食品味覚審査員のプロのような方にその道のディープな話をタップリ聞いてみたいものです。

2009年9月 4日 (金)

『ティッピング・ポイント』

『ティッピング・ポイント』 マルコム・グラッドウェル 
面白かったです。おススメします。
The Tipping point 
あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を超えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと
ハッシュパピーの靴なら別に流行ろうが廃れようが 知ったこっちゃありませんが、梅毒の爆発的感染はヤバいですね。
p29 1990年から91年にかけては、市は財政難を理由に医療予算を徐々に減らしていった。ボルティモアの梅毒問題
臨床医は17人から10人に減り、専門医にいたっては3人から実質ゼロ (一説だけどね)
そんな状態なら流行っても不思議ではありませんね。現在、新型インフルエンザが話題となっておりますが、死者も出ていますので 当局は財政難を理由に医療予算を削ることがないよう祈っております。
少数者の法則80:20
  1. 少数者の法則
  2. 粘りの要素
  3. 背景の力
p95ロナルドレーガンとウォルター・モンデールとの間の大統領選の1984年の実験 シラキュース大学 ブライアン・ミューレルの研究
アンカー
ダン・ラザー CBS中立
トム・ブロカウ NBC中立
ピーター・ジェニングズ ABC レーガンについて話すときの表情がより明るく輝く
結果的にTVアンカーの仕草がABC視聴者の投票行動に影響を与えた。
これって、まんま FOXテレビですね
p107感情は外から中へ向かう
p109 カリスマ的な人だけが自分の感情を相手に感染させることができる
p122 破傷風のパンフ 恐怖をあおるよりも粘りの要素 :地図 時間
文章も読みやすく 例示と説明のバランスもいい!
内容も興味深くオススメの書籍です。

2009年8月15日 (土)

『ハイコンセプト』ダニエル・ピンク

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

著者:ダニエル・ピンク

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

『ハイコンセプト』ダニエル・ピンク

もうね、これからの時代 今までのような仕事じゃだめなのよ!という話です。

医師・弁護士・会計士のような資格職業でも決して安泰ではないと述べられております。では、どのような仕事が21世紀活躍できるのでしょうか?

p26 何かを創造できる人や他人と共感できる人、パターン認識に優れた人、そして物事に意義を見いだせる人
p122これから求められる6つの感性
  1. 機能だけでなくデザイン
  2. 議論よりは物語
  3. 個別よりも全体の調和
  4. 論理ではなく共感
  5. まじめだけでなく遊び心
  6. モノよりも生きがい
1)デザイン系は得意ではありません。3)の全体的な調和も下手ですねぇ~。むしろ、偏った人のほうが興味深いですね。好きなことを話すと2時間3時間 ぜんぜん平気でしゃべり続けられるような人って面白いですよね。
2)4)5)6)は課題ですねぇ~。
最近通勤用に自転車を買ったのですが、自転車屋のオヤジが上手いのよねぇ~!ついつい乗せられてちょっといいやつを買ってしまいました。物語性やら、デザイン、モノより生きがい追及などのこちらの意図を上手に操られたかなぁ~。商談中に楽しい気分にさせられましたよ。
p212 これから成功するタイプ
  1. 境界を越えられる人
  2. 発明できる人
  3. 比喩をつくれる人
p224 自力で成功して億万長者になった人は、一般の人よりも4倍も失読症である比率が高いという。なぜだろう?詳細を分析することが苦手なためパターン認識に熟達
パターン認識ですか、大前氏がよく言っている右脳の活性化なんでしょうか?
p314 フランクル 「人間のおもな関心事はとは、喜びを得ることでも、痛みを避けることでもなく、自らの人生に意義を見出すことなのである。」
p339 90歳になった自分の姿を思い描く
豊かに賢く老いていたいですねぇ~。90歳かぁ~(◎´∀`)ノ
  • 何を達成したのだろう?
  • なにに貢献したのだろう
  • 後悔していることはなんだろう
p340 20-10テスト
ジムコリンズからのエクササイズ 2000万ドル(20億円以上)自分の口座にあり、しかもあと10年も生きられないとしたら今やっていることをやり続けるだろうか?
期限が10年って決まっていたら、今の仕事を数年間はやり続けるだろうな。たぶん6-7年あるいは8年くらいか?それまでの整理をしなきゃあねぇ~
そのあとは・・・分からないな。慈善事業かな。ともかく、自分が死んでも 家族や身近な人々が困らないような仕組み作りをしたいです。

2009年8月 1日 (土)

『ぶれない経営』

ぶれない経営―ブランドを育てた8人のトップが語る

ぶれない経営―ブランドを育てた8人のトップが語る

著者:首藤 明敏

ぶれない経営―ブランドを育てた8人のトップが語る

『ぶれない経営』

本書は8人の経営者への取材をもとに書かれております。気がついたことをメモ程度に記しておきます。

吉田カバン:職人さんと個別契約:一般企業のように、会社が囲い込もうなんてしてはいけない。
p21 売り上げが前年を割ってもいいじゃないか
その分、質の高いものを!ということですね。新鮮に感じます。
p33ジャパネットタカタ 身の丈に合った成長を!
成長路線ねぇ~?先の吉田カバンさんとダブりますが、成長しなくてもいいのかもしれない。けど、どんどん売り上げ落ちるのって経営者としては恐怖以外のなにものでもないんですよねぇ~実際!(≧∇≦)
p108 亀田総合病院:医療なんてone to one marketing
    クレームの返し技 スキル メディエーション(対話による調停)の技術 ひとりひとりの職員に! 風土づくり
p134 ホテルの賞味期限は一日
p169 レストランひらまつ; 本田宗一郎:「経営者は還元」
  • こだわりの経営軸
  • 誰よりも顧客のことを考え抜く
  • 顧客に接するように従業員と向き合う
  • 公器として経営
  • 今ある現実に逃げずに最善を尽くす

ぶれてないのかぶれているのか? 私の所の経営は???ですが、顧客満足度と従業員満足度を両輪に速度を落としながらもしっかりとした足取りでいつまで続くか分からない坂道を登り続けたいと思います。

2009年7月28日 (火)

『部下は取り替えても変わらない』

部下は取り替えても、変わらない!

部下は取り替えても、変わらない!

著者:藤本篤志

部下は取り替えても、変わらない!
『部下は取り替えても変わらない』

  • Catサイクル
  • Check advice training

これは、ある程度 理解してやってますね。いかによいフィードバックが得られるかがキモの業界にいますので。ただスタッフに対しても もっと意識してやってゆこうと思っています。

  • 『御社のトップがだめな理由』

時間がとれれば 今度読みます。

  • やる気の総量は変わらない 仕事に向ける

簡単なようで難しいですね。逆に私はもっと家庭を重要視すべきでは・・・?

  • P106労働生産性 OECD 20

そうなんですよね、自動車などの製造業は労働生産性は高いのですが、ホワイトカラーは概して低いですよね。もとブルーワーカーの公務員だった私が言うのだから間違いないです。

  • 決して個々の能力を当てにする経営を行ってはいけない。組織運営はギャンブルにあらず
  • 毎日、口頭でミィーテング 本日の予定

これは、実行していこうと思います。ほんの5分でいいから連絡事項と進捗状況の把握を!

  • 人は変わるが組織は残る
  • 頼りになる部下はいつかは離れる
  • 組織は人より機能

理想ですね。だれがいてもやっていける、トップが変わっても永続できる企業やブランド!こんなのを残せたら最高ですね!

2009年7月27日 (月)

『部下のやる気は上司で決まる』

『部下のやる気は上司で決まる』 小笹 芳央

p1 「完遂の意志」 「改善の意欲」 高いモチベーションがなけらば、どのような経営努力もそのコストに見合った成果なし
p21 現場の「やる気」に影響を認めるのはマネージャーの役割
  1. 遅刻や休みが多くなった
  2. 私用外出や直帰
  3. ひそひそばなしや 会議での活発な発言、笑顔などなど モチベーションクライシ
こうなったら要注意でございます。
そういえば、今までは始業前に店舗まわりの掃除をしていたのに最近していないかも、大丈夫かウチのスタッフは?
本日は、掃除もしていたのでどうやら、梅雨で雨ふりが多かったのが原因のようでした。
モチベーションの3つの輪
  1. やるべきこと 義務責任
  2. やりたいこと 欲求
  3. やれること 能力
重なり合う部分を最大化するのが上司の役割
Management is nothing more than motivating other people.  Lee Iacocca
最近は英語と同時並行でmanagementを学んでおります。売り上げを伸ばすより スタッフとお客様の満足度を上げるべきなんですよねぇ~!
p119 部下の欲求 これまでの人生の中での喜怒哀楽 大きな意思決定をしたのはどんな時か?

2009年7月19日 (日)

『超簡単 お金の運用術』

超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

著者:山崎 元

超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

『超簡単 お金の運用術』

p20
  1. 生活費3カ月分を銀行の普通口座 
  2. 1306 4割 TOK6割に投資
  3. 大きな支出が必要な場合は2を躊躇なく部分解約
3はめちゃめちゃ難しいでしょう。なかなかできそうにありません。
p61 若い人がリスクを取れるのは 人的資本を考えると相対的にリスクが減るから
勤め人は債券 事業主は株式みたいなものなのでしょうか?
あと、やるべきことは

  • 健康保険、国民年金、自動車保険ははいっとけ
  • ネット生保の死亡保障
  • 確定拠出は最大限利用
p178定年後も何らかの形で働くことお勧め
p197財政破たんはこんな時
  • 高インフレ  インフレ率5%
  • 高金利   金利が10%近く
  • 円安     200円
ETFを財布代わりにするのは新鮮でした。しかし、それができるかと問われれば・・・難しいでしょうねぇ。まずは、現在必要な生活資金の把握でしょうねぇ(最近急な出費が多い。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。) とくに事業をやっていると、最低3か月の運転資金は必要です。それだけでン百万円ですから・・・

2009年7月18日 (土)

『貧乏人は医者にかかるな』永田宏

貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書)

貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書)

著者:永田 宏

貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書)

『貧乏人は医者にかかるな』永田宏 

以前『月光マネー学』のエントリで挙げられていた書籍です。新書でやすいです。http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-6e92.html?cid=57856196#comment-57856196 
これすごいです。怖いけどありえます。タイトルがちょっとインパクトというか「カド」ありますが・・・(゚m゚*) 
医者にかかるなというより、こういう状況が未来にありえます。ご注意を!と警告が書かれております。
p21筆者によると
 文字通り36時間連続勤務なのである。それに耐えかねて病院を去る医師が出始めたのが2006年前後だ。
2000年以前からそのような記述を見かけたことがあります。
これは興味深い内容でした。医療訴訟についての見解です。
医療とは最大幸福を追求するものだ。
医療訴訟についてp88メルクマニュアルによると虫垂炎の診断85% 穿孔や腹膜炎の可能性あり、「手術を迅速に行うべきである」
p93メルクマニュアル虫垂がまったく正常であったならば、卵巣のう腫や卵管炎、あるいは子宮外妊娠を疑って骨盤内臓器の注意深い検査を行うべきである。男性女性のどちらにおいても、小腸の末端部分は、メッケル憩室あるいは回腸炎の可能性を除外するために約2mの長さにわたって検索されるべきである。
これは、絶対にやらないといけない医療行為。だが、その後閉腹した後に癒着して、腸閉塞になってしまった。
これは、医療ミスだと患者は思う
正しい判断で正しい手技であればOKなはず。結果責任だけを問われる?
患者側の視点、医療者側の視点 このズレが問題を大きくしているようです。それに全く医療知識のない裁判官が加わり、果ては 裁判員制度により 裁判すら素人が導入されるのですからもうぐちゃぐちゃでしょう。
p135 イギリス GP 通常2日から1週間は待たされる
今後、日本もイギリス型医療になる可能性もありますね。
p150 解決方法としては3つ
  • 医学部の定員を増やす
  • 国外から医師を輸入する
  • 患者を国外に輸出する 
一番目がもっとも重点的におこなれそうですね。言葉の壁が後の二者には大きくのしかかりそうです。
p164 医療費をさんざんケチったしっぺ返しを受けようとしている。外国の医療費の高さ
さて、さて これを読んでやるべきは 病気の予防でしょう。具体的には食事に気をつけること。運動すること、ストレスをためすぎないこと、睡眠時間をしっかりとること・・・

2009年7月 9日 (木)

『アメリカ後の世界』

アメリカ後の世界

アメリカ後の世界

著者:ファリード・ザカリア

アメリカ後の世界

『アメリカ後の世界』the post american world

p12アメリカはローマ帝国以来最強の帝国となった。さて、ローマのように衰退するか?
民主党のオバマ大統領の時代となり変革が期待されますが、果たしてどんどん衰退していくのでしょうか?そして、ジムロジャーズ氏http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-5880.htmlやマルキール氏http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_864b.htmlが言うように中国がそれにとって代わるのでしょうか?考える上でのヒントとなる書です。
p30 2002年バリ、2003年モロッコ トルコ 2004年 スペイン 2005年イギリスのテロ でも 経済成長を弱めるようなことはなかった
p35 PPP 購買力平価換算では新興国は世界経済の40%以上を担っている
p54 新興国は西欧式秩序に統合されるか、それともならず者国家か、おそらく現実には第三の道:西洋式秩序に参加しても自分たちの条件は譲らないとなるのではないでしょうか?
 日本もそうですよね。利権談合共産主義は渡さないゾという意気込みが現政権そしてそれを取り巻く様々なものにしっかり根をおろしているようです。
p61アメリカは125年にわたり世界の20-30%の生産高を驚くほど安定して築いた
p129 中国は極めて解放的な貿易政策と投資政策を推進してきた。この点だけ見ても 中国は新たな日本ではないらしい
p130 中国は世界の超大国としてアメリカにとって代わることはないだろう 軍事、政治、経済どの分野でもアメリカを凌駕する可能性は低い。アメリカに次ぐ世界第二位の主要国となる。
どうやら先の問いの答えになりそうな箇所ですね。アメリカがとりたてて素晴らしいとは思いませんが、世界中から頭脳や資本を呼び込んでいることを考えると 楽観論のままでもいいのかもしれません。
p165 中国は千年のあいだベトナムを占領し、それ以降も13回にわたって侵略を繰り返してきた
p166 日本は強硬姿勢の継続でなく、投資と技術へのアクセスを確保し、同時に長期的な優位性の構築を図る より賢明な戦略
p256 アメリカの文化は問題を解決する生徒や権威に疑問を投げかける生徒や異説を唱える生徒がいるとほめて伸ばす。
いいですねぇ~やっぱアメリカはありですね。
現在の流れは、反アメリカでもなく、脱アメリカでもなく、ポストアメリカの流れだ、ということです。
アメリカ関連に5割+αの投資を続けていこうと思いました。

2009年7月 7日 (火)

『月光マネー学』 田村正之

月光! マネー学

月光! マネー学

著者:田村 正之

月光! マネー学

『月光マネー学』 田村正之 いい!これ いい!(・∀・)イイ!最近読んだ投資関連本ではイチオシです。

今まで、自分がやってきたことは間違いではないと思いしれるます。長期投資に関してはそのような ふり返って自分の足跡を眺めかえし、自分を褒めてやるようなアプローチが欲しくなります。基本的に孤独な作業ですので・・・o(*^▽^*)o
p27 運用成績を決めるのはアセットアロケーション Brinson,Hood and Beebower (Financial Analysis Journal, 1991)
     資産配分91% 銘柄選択5% タイミング2% その他2%
p61 ドルコストはかなり有効 との結論 
この点山崎元氏の有利でも不利でもないと論を異にします
原理は分かります。 今後の景気動向によって当然結果は変わってきますので、山崎氏の説を私も支持します。が、しかし、下手なことするよりも、やり続けていくしかない!と思っています。
p70セゾンバンガードグルーバルバランスファンド 0.77%
税金・税制 や 手数料などにも細かく突っ込んでいます。 ただ、ころころ変わるので 読んだ時点で適応できるかは 要確認
p137 利益が出ている株式投信の換金は、原則的に「売却」方式が有利
外貨貯金の為替差益は雑所得として、総合課税。最大40% MMFなら非課税
くりっく365 なら一律 20%申告分離課税
p144 くそ商品売り込みセミナーで、質問攻めにする著者 おもろい
こういう、ひとを食ったような態度は楽しいですね。セミナー主催者にしたらたまらんでしょうが。
p191 『販売員も知らない医療保険の確率』
これも、上記と同じような話です。
p200 医療保険 期待値 60歳死亡 26万5000円もらえる 103万3600円支払い 70歳 57.5万/158万400円
医療保険には入らないというのが金融リテラシーが高い人のお約束っぽいですね。私も公的な保険以外は入っていません。
今はあまり医療費の負担がありませんが、今後掛かってくると予想できますので、その際のお得な情報も満載でした。
p204 医療崩壊は深刻化 2025年 外科医はいない 
『貧乏人は医者にかかるな!』
このコラムはちょっと切実です。あげられた参考書籍読みましたが、ヒト事ではありません。私はその頃 50歳半ばです。ある意味ビジネスチャンスともとれますが、お金がないと医療を受けられないアメリカ型社会には反感を覚えます。
p239小規模企業共済 年1% 毎月7万円 商工会議所・商工会など要チェック!
個人事業主:付加年金 400円、国民年金基金、個人型確定拠出年金を合わせて 毎月6.8万円、 小規模企業共済が上限7万円 全額が所得控除 上限まで納めると 年間165万6000円 
  • 付加年金
  • 国民年金基金、個人型確定拠出年金
  • 小規模企業共済
課税所得が1200万円あると、所得控除額が165万6000円の33%(税率)約54万6480円分所得税が安くなる さらに住民税は一律10%なので16万5600円安くなる。所得税とあわせて71万2080円ずつ節税できれば40歳から60歳まで計約1424万円の節約
知らなかった Σ( ̄ロ ̄lll)
そんな制度があったなんて、個人型確定拠出年金401kは知っていましたが、それ以外は知りませんでした。さっそく、小規模共済の資料を取り寄せました。
ちなみに、これは自営業だからやれることです。サラリーマンにやれるお得な情報も満載です。
p247 国民年金保険料クレジットカード納付申出書 どうせ払うなら 前納 割引 3620円おとく
こちらもさっそく、資料を取り寄せました。
今後、制度が大幅に変わっていった際の続編も期待します。

2009年7月 5日 (日)

『藤田田 ユダヤ式金持ちラッパの吹き方』

『藤田田 ユダヤ式金持ちラッパの吹き方』

どうなんだろ?

'84 6月号~'85 7月号 ザベストマガジン 連載とのこと

レバレッジでお馴染みの本田直之氏が参考にあげていたので読んでみました。http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-d473.html

うらの ワニのマークのベストセラーシリーズの広告がおもしろい。 
これはびっくりsexデータ本とか男の魅力学とか・・・なんかチープなタイトルの数々80年代っていい時代だったんだなぁ~つくづくそう思います。
p18マクドナルドのハンバーガーは作って10分で捨てる
p25 毎月10万円づつ貯金して30年後1憶2400万円になっていた。 元本は3600万円 残りの8800万円は利息
子・孫にわたり90年間やらせてみたいとのこと おもしろいなぁ~どうなるんだろ?
数字に強いのは分かったけど、これはないだろ
「病気が治る」「金がもうかる」が殺し文句だ。こういえばハンコだって売れる。表札しかり、色紙の竹の絵しかり。
p47日本人は熱いものを食べるから胃ガンになりやすい。マクドナルドのハンバーガーは摂氏60ウン度(企業秘密)口の中で一番おいしい温度。マクドナルドのハンバーガーを食べていれば胃ガンの心配はない。
すごいこと言っているなぁ~。それ犯罪ですよ!
p109 女性客の持っているハンドバックと靴をみる。マッチしていれば、その町はかなり裕福
p140 74キロの牛乳 自然の摂理に反する 残酷な牛乳生産 一日74kL 日本は30kL
p162 日本の金利は 6~7% アメリカでは10%くらいだった。
なるほどねぇ~時代を感じる 藤田氏は当時230-250円を予想
80年代のイケイケ なんでもありあり、一代で築いた イケイケ・アゲアゲ感だなぁ~ 切り捨てゴメン 切り捨てられる人も考えようよ。
ちなみに、社員の給与日本一を目指すと書いてあったが、2006年 平均年収651万円 平均年齢33.7歳 若い うーん、上に行けば2.3千万は軽く超えてそうですねぇ
でも、日本一高くはないが・・・(* ̄ー ̄*)
結論、資料的価値としては面白いですが、役にはあまり立たないでしょう。
創業者としては、ソニーやホンダのほうが魅力的だと思います。

2009年7月 4日 (土)

『レバレッジリーディング』本田直之

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

著者:本田 直之

レバレッジ・リーディング
『レバレッジリーディング』本田直之

あいかわらず、読みやすい
p29ビジネスの練習は読書 
イチローだって練習しているでしょ
気づいた点:本を書く人は必ず本買えっていうよな。
でも買った本はなかなか読めないんですよねぇ~。いつでも読めるという安心感があって。それに、書斎持ってませんので、図書館を自分の書斎代りにする方が便利なんですよねぇ~
p56 目的、課題をもって この本で何を学ぶか?
p107 この本はこのくらいの時間で読んでやろうという予定
p139 重要なのは読後のfollow
カーネギーの『人を動かす』『道は開ける』
p168 実践で必要なのは知っているというより、実行力
そうそう実行力ですよ。本を買うのが目的ではなくて、読んでそれをどう生かすのだから。買っても読まなければ意味がないですよね。そういう意味でも私は図書館のヘビーユーザーであり続けたいです。

2009年6月22日 (月)

『ウォータービジネス』中村靖彦

ウォーター・ビジネス (岩波新書)

ウォーター・ビジネス (岩波新書)

著者:中村 靖彦

ウォーター・ビジネス (岩波新書)

『ウォータービジネス』中村靖彦
寡占化されるボトルウォーター
p67-68

1)ネスレ-ペリエ
2)コカ・コラ-ダノン
3)ペプシ

ボトルウォーターうんぬんよりも、食糧、世界的な干ばつが来たら日本もアウトなんだと理解できます。

P79一人当たりの生活用水使用量

  • 北米 425L
  • 日本 323L
  • オセアニア305L
  • ヨーロッパ280L
  • 南米274L

生活用水もなんとか、節約できる部分はあるでしょう。しかし、問題は食糧でしょうね。

p157

1トン作るのに必要な水は

  • コメ(玄米)3300立方メートル/トン
  • コメ(精白米)3600
  • 小麦2000
  • とうもろこし1900

そして、そして お肉となると

  • 生体1Kgを作るのに必要な飼料は
  • 鶏 4kg
  • 豚7kg
  • 牛11kg

ということは、実際これくらいの水が必要となるようです。

  • p163
    • 牛丼一杯(並) 水2000L
    • ハンバーガー一個 1000L
    • チーズバーガー 1000L
    • フライドポテトS80g 25L
    • 月見そば1杯750L
    • フィッシュバーガー120L

ちょっと驚きです。牛丼一杯水2トンですか・・・(゚0゚)

とりあえず、健康のためにもできるだけ菜食にしてゆこうと思います。 水を巡って巨大企業が暗躍する世界はさけてほしいものです。こういうのを民営化しないで下さいね、ほんとに!

2009年6月13日 (土)

『レバレッジシンキング』

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

著者:本田 直之


レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術

『レバレッジシンキング』
うーん、読みやすい
ただし、「レバレッジ」「レバレッジ」っと言いすぎてないかしら?
「テコ」でしょ。それもこれもみんな「テコ」そういう範疇に入れちゃうの?

参考文献・推薦文献

  • 儲かる仕組みをつくりなさい
  • 脳が冴える15の習慣
  • 時間の分子生物学
  • 段取りの技術
  • ブランド人になれ
  • パーソナルブランディング
  • den fujitaの商法 金持ちラッパの吹き方
  • doing more with less DMWL
  • 勝てば官軍 藤田田
  • 脳はなにかと言い訳する
  • 口コミ伝染病
  • V字回復の経営

こういうのありがたい!また読んでいきましょう。

2009年6月12日 (金)

『宰相不在』上杉隆

宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く

宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く

著者:上杉 隆


宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く

『宰相不在』上杉隆 

今をときめくジャーナリスト このひとがいる限りはまだ大丈夫だなぁ~。たとえ政権が変わろうとも、記者クラブが解体しようとも(そうなればますます活躍しそうですが) いつまでも変わらぬスタンスで報道を続けてもらいたいです。

ただ、リアルタイムの方が躍動感があり興味深いかと思われます。連載されている週刊誌なんかを読む方が吉でしょう。

ちょっと、メモのみ

p47 国家賠償請求の歴史にはある共通点がある。
すべて「厚生省」
p76 すぐに消えた「恒久減税」と半永久的な「暫定税率」
p118 フリーチベット を叫んだ僧侶ふたりが官憲に殺されることから始まった。

p146 『産経新聞』は、着上陸作戦に対抗するための防衛手段としてのクラスター爆弾の必要性を訴えている。

p189バルザック 1843年ジャーナリズム性悪説

p195 政治家の世襲における最大の問題は、親の政治資金管理団体を事実上、無税で、”相続”できるという点に尽きるだろう

親が政治家で子供も政治家っつうのはありだと思いますが、ちゃんと相続した時は税金払えよな!

2009年6月 6日 (土)

『マネー力』大前研一

マネー力 (PHPビジネス新書)

『マネー力』大前研一
p18 オバマ氏のように「国民すべてに医療保険を」といった福祉中心の政策を進めると、アメリカは大きな政府の重たくなってしまうおそれがある。
うーん、どうも 大前氏は 医療・福祉に対する姿勢が厳しいようなきがしますねぇ
p73日本の最大の問題は中央集権と、それを前提とした官僚支配
体制にあることを指摘
p81国民が自国の政府や金融機関を無条件で信頼している国など、世界を見渡してもほとんどない。

p88 国が国債の返済を反故に!大前氏はこの可能性高いと指摘。国債低下預金も被害をこうむる。戦時中に発行された国債が、戦後のインフレの最中に紙くずとなったしまったようなことがふたたびおこる可能性が高い
私はあんまり、お国のことを信用していませんが、周りの方もあまり信用してない方が多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょう?

2055年の人口動態2005年発表 出所:国立社会保障・人口問題研究所
p118 日本にも年金ファンド。世界トッププロを呼んで醍醐味を味あわせ国民的な熱狂を喚起!
そりゃないだろ!
勘弁して下さい!
インデックス派として、まったくもって納得できません。
日本での政府系ファンド設立なんてもってのほかだと思いますよ!普通に分散投資してくださいな!
p186 日本人は高齢者ほど高額の資産をもっているが、当の高齢者はその資産を使いもしなければ運用もせず、ひたすら溜め込んであの世に行くという、世界でも稀有な民族だ。

p202眠れる1500兆円を市場に誘い出す。
でも、ほんとに1500兆円あるのかしら?

著者は相続税廃止を謳っております。
2010年相続税をゼロにするブッシュプラン
p205  1500兆円という大金をニーズのない人たちが持っている。このお金を国債として吸収し、無駄遣いしている悪循環を打破

これは賛成!

大前氏 の提言

  1. 1500兆円を市場に!
  2. 東京をマンハッタン化
  3. 道州制を

2以外は賛成! 下町コミュニティはあったほうがいいと思うよ!実際、『平成維新』ではコミュニティについて言及していました。

2009年5月24日 (日)

『この世でいちばん大事なカネの話』西原理恵子

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)

著者:西原 理恵子

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
『この世でいちばん大事なカネの話』西原理恵子
美容整形医との脱税?節税話など現世的なエグイ話かと想像していましたが、もっと、根源的・普遍的なお話でした。
  • 親家のなかで貧乏がどんなに人間を追い込んでいくか
  • ギャンブルがどういうものなのか
  • 合コンでおごられて当たり前 そんなお姫様願望は 破綻するし 結婚が避難場所ではないのだよ。いざ、リストラされたり、離婚したり・・・他人のおカネを当てにして暮らしていける時代ではないのだよと
うーん、お話として好きですねぇ~
しかし、どちらかというと、人生の初心者である若者に強くオススメしたいところであります。さして、著者と年齢の変わらない私が人生や投資の参考になるかというと?
お話として読んで、しんみりと再確認するくらいの流し読みが良いようです。
仕事をどうやって取ってくるか、そして、それをどうやって差別化していったのか、そのバイタリティはさすがですねぇ。スペシャリストとして尊敬しいます。

2009年5月23日 (土)

『さらばアメリカ』大前研一

さらばアメリカ

さらばアメリカ

著者:大前 研一

さらばアメリカ
『さらばアメリカ』大前研一
アメリカは復活するのでしょうかねぇ~?
本書を読むと心配になります。
p13今回の金融危機対策で政府が出すと約束したカネの総額は、すでに第二次世界大戦に次ぐ出費となるという。今後の対策まで含めると、歴史上最大の出費となることは間違いない
p23 イラク戦争5970億ドル ベトナム戦争6980億ドル 第二次世界大戦3.6兆ドル 金融危機対策8兆ドル
歴史上最大の出費をしているアメリカにこのままま投資をし続けても大丈夫なのでしょうか?心配になります。ひとつの希望としては、オバマ政権でしょう。そして、オバマ氏が象徴するように、世界中から有能な人材が集まり続けているということでしょう。
p45つぎは「クレジットカード社会」崩壊も
アメリカの金融機関は、クレジットカード事業が収入の20%前後を占めている。その未払いによる損失額は、これまで年間250億ドル程度だったが、2008年は4倍の1000億ドルに達する勢いで爆発的に増えたのである。
そろそろ、カード破産がより深刻となってくるでしょう。サブプラムローンよりもこちらの方が深刻との話もあるようです。なんてったって学生さんなんかも気軽にカードローンを利用するくらいすそ野は広いですから。
p92南部と言えば、農業以外の主要産業は石油と軍事である。この石油と軍事を優先的に考えるメンタリティが寛容だったアメリカを狂わせている
結局のところ、アメリカをそして世界を動かしているのはニューヨークやワシントンでなくアメリカ南部でしたからねぇ~ここ数十年
ほかには、日米貿易摩擦の話でたえず、日本が従ってきたことや日本のマスコミに対する苦言などでした。
  1. 世界に対して謝る
  2. 世界の一員になる
  3. 戦争と訣別する

上記を提言しております。これからは、全世界的な対環境問題としての戦いが始まるのかもしれません。

2009年5月 6日 (水)

『あなたのTシャツはどこから来たのか?』 

あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実

あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実

著者:ピエトラ リボリ

あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実
『あなたのTシャツはどこから来たのか?』 ペエトラ・リボリ
序文:1999年ジョージ大学にて あなたのTシャツは 時給18セントで搾取 奴隷のように働かせている発展途上国の子供たちによってつくられている? ほんと?
という問いかけから始まる、ある意味冒険の書(知的)
面白かったです。
中国で山のように作られるTシャツ。その原料の綿は実はアメリカテキサスからやってくる不思議
なぜ、米国綿は世界覇権を維持できたのでしょうか?どうやら政治の問題のようです。このあたりは"King Corn"
にも通じる話のようです。
2001年 ネルソン・ラインシュは生れてはじめて作物の全滅を経験した。 禍は綿に起こるだけで人間にはおこらない。様々な政府の作物保険金や災害助成を補う収入を得た

これが現実のようです。

p126 あまりにも内外時間あまりにも少ない賃金で働かせる しかし、農村での暮らしよりずっとまし
搾取問題の「おおもと」はどうやらこの辺りにあるようです。
p297 ミトゥンバ貿易 新たな雇用を創生 、取引業者、輸入業者、仕分け屋、洗濯屋、仕立て屋などなど
これは、ジムロジャーズのはなしとちょっと食い違いますが、たぶんこっちのほうが現実だと思われます。より、洞察が深く、一見では分からないところまで取材しているようです。
少し、あさっての方向ですが、グローバリゼーションについて考えてしまいます。
グローバリゼーションねぇ~!
私個人としては、発展途上国の農民がずっとそのまま農民でなければ先進国が立ちいかない状況には反対です。どこまで、受け入れることができるのか?
自家用車なし、テレビなし DVDなし そのへんのところまでならOK
巷でまことしやかに言われていることが「本当のところはどうなの?」という問いかけで見てみると、違った側面が現れより深く理解できる。このような教訓を得られる書物です。
p322 いつの時代にも市場と貿易により若い女性たちが搾取工場に縛り付けられたが、彼女たちはむしろ自由になったということ、そして、農民は農村にいることこそ一番と決めつける前に、もう一度よく考えたほうがいい。
貧困に見舞われている人々の苦しみは市場の持つ危険によるのではなく、むしろ政治から疎外されてしまっていることから来るのだ。
彼女に活動家としてのエネルギーがまだ残っているなら、貧者を市場から守ることではなく、貧者を政治に組み込むことに力を注ぐべきだ。
大変いい言葉ですね。勇気づけられます。さて、それを踏まえて上で、今後の世界、政治および経済はどのように動いていくのでしょうかねぇ。少なくとも日本の政治トップにはあまり期待できませんが・・・

2009年4月27日 (月)

『得する生活』

『得する生活』橘玲

51p3bpw85rl__sl500_aa240_
p7社会や世界は幻想でしかないが私たちはそこでしか生きられない 
なんかえらくシニカルだな!橘さんってこんな方でしたっけ?
まずは、クレカの仕組みと賢い使い方。
クレカ年間 70-80万くらい使っているようです。あるいは、それ以上かもしれません。
p51年会費無料還元率 0.5%のカード
  年会費1300円還元率1%のカード 利用額26万円で同額のポイントゲットになる
それを考えれば、ポイント還元率の高いクレジットカードを使うべきなんでしょうね
金融機関で金を借りることはプライバシーの放棄
p139 データベースに痕跡を残さず情報が流出するルートが存在する
これはちょっと心配です。私も自分の情報が知らぬ間に流出しているのでしょうねぇ・・・うゎあ~いやだ。
p234いったん不良債権を購入してしまえば、奇特な第三者に物件を譲渡するまでは、死ぬまで所有者としての責任から逃れることはできない。
P243 おいしくない競売 
p245 不動産業は資格と電話さえあれば事業を始められ、新規参入は極めて容易
p246競売に参加する個人は、最低売却価格付近で無意味な入札を繰り返すか、市場価格よりも高い値段で落札することになる。
p248プロの間では、不動産は競売を利用するよりも、業者を通して売主と値引き交渉した方が有利な条件で入手できるというのが常識になっている。
不動産 競売などについても辛口の評価ですね!ただ、実感として書かれている通りだとも思います。基本的には「楽して儲かる」などのおいしい話なんてありませんよね
p272ヘーゲルによれば、生きる目的は他社の承認を得ることにある。
最近、「生きる」とはなどと哲学的に考えたりします。自分探しをする年頃でもないと思うのですが・・・(;´Д`A ```
  • 目的を持って生きること
  • ゴールを定めて生きること

考えなきゃいけないことは多いですなぁ~

2009年4月 9日 (木)

『新聞が面白くない理由』岩瀬達哉

51t361svhel__ss500_

『新聞が面白くない理由』岩瀬達哉

『新聞が面白くない理由』岩瀬達哉
本書にてはじめて「社会の木鐸」という真の意味を深く理解いたしました。
いわく、
p7 「むかし、法令をしくとき、木鐸を振り鳴らしてふれ歩いた」
そうなのです。お上からの情報を垂れ流すのが、本来の新聞の意味のようです。
p9『リベラシオン』日本の新聞記者「ジャーナリストと、役所の広報課員との中間の位置」

そう指摘されても仕方ないでしょうね。

p12 毎日新聞94年6月29日「第一通報者宅を捜索『薬剤調合、間違えた』と救急隊に話す-松本のガス中毒死」という誤報
新聞なんて、松本サリンや古くは朝日KYサンゴ礁の頃からこんなもんでしたよね。
p24官マスコミ接待 推定 3年間の総額約1億4240万円
p47都庁第一庁舎6階にある記者室の見取り図 
すごいですね!有楽クラブでは「麻雀ルーム」まであったそうな
p165 朝日新聞 有吉佐和子『複合汚染』74年10/14-75年6/30
 広告スポンサーの怒りを買って、広告を引き上げられると困るので 広告局を通して事前に自動車メーカーや化学品メーカーに数回分のゲラをまとめて見せに行ってた
当然今でもこのような風潮は健在なのでしょうね、あるいはもっとひどくなっているかもしれません。
マスコミの縁故採用
関連会社への天下り 
p197 朝日系列テレビ局 24社 天下り朝日OBの総数は42人
これもよくある話ですね。
p94総額110億7760万円ものクラブ運営費が税金で肩代わりされていたわけである。これを全国紙1社当たりで見ると、約5億3000万円という具体的数字となってあらわれてくる(朝日新聞 毎日新聞 読売新聞の3社平均額)
 はぁ、なんだかな ┐(´д`)┌ヤレヤレ ここまでくると・・・税金払うのがむなしくなってきます。
良書です。新聞やマスコミのあり方に疑問を持つ方はご一読を!

2009年3月28日 (土)

『裸の王様

裸の王様 (新潮新書)

裸の王様 (新潮新書)

著者:ビートたけし

裸の王様 (新潮新書)
『裸の王様』ビートたけし 2003年4月、当時バブル後最安値の不況時に出版されました。
p23 「芸人と乞食が一番強い」 何せ、あの北朝鮮にだって、曲技団や「喜び組」なんて"芸人"がいる。
p33「銀行レース」 本命がちがち が「とんでもなくリスクの高いレース」
芸人さんねぇ!個人的にはピーターフランクル氏に憧れます。氏の語学力と大道芸それに、知性・教養があれば世界中どこであろうが生きていけるでしょう。
当時の銀行の評価を述べられておりますが、今でも銀行はヤバイ業界っぽくなっていますね。
p77 NTT批判 
これは、テレビではできないでしょうねぇ。タケシ氏に同感!携帯電話なんていらないです。仕事に困るけど・・・
p176 災害時 5万人が死んだとグロスで考えてはダメ、「一人の人が死んだ事件が5万件起きた」
実は、北野武監督の映画を観たことがないのですが、観ておいた方がよさそうですね。そういうセンスで描かれているのでしょうね。
p180 成功とは何か?誰が見るの?誰に見せてどう思われたいの?結局は自分?
「成功の定義」ですね。私もある意味、成功を夢見てすさまじい上昇志向を密かに持ち合わせているのですが、常に、半歩引いた位置から見返す必要があるのでしょうね。
あまり、タレント本(と定義しちゃっていいのか?)は読まないのですが、たまたま図書館にあったのを読んでみました。

2009年3月25日 (水)

24トゥエンティーフォー

今更ながら 人気テレビドラマ 24トゥエンティーフォーを見ました。

最後の方は苦痛・苦笑!

そして、なんなんだ、あのラストは?

バウアーが敵のアジトからキムとテリーを救い出すちょっと前までは見られましたが、その後はちょっとあり得なさすぎる。

簡単にバンバン人を撃ち殺しすぎる。そして、主人公一家は必要以上に命の危険にさらされる割に、なぜか、まぁ、大丈夫だろ というような安心した気持で見ていられる不思議なドラマです。

やっぱ、ドラマ無理だ!

もう、二度と見ることはないでしょう。

時間あるならせめて、良質の映画を見ることにします。

2009年3月22日 (日)

『日本の真実』

日本の真実

日本の真実

著者:大前 研一

日本の真実
『日本の真実』大前研一 
相変わらず、さすがの大前氏。何十年と生き残っているだけのことはありますねぇ。
2004年に出版されました。まさに、不況のどん底(って今のほうがひどいですが)
p8 死ぬときに一人平均3500万円のお金を持ったまま墓場へ行く
そんなにお金を残してどうするのでしょうか?やはり、高齢者は不安なのでしょう。もう少し、安心感・年金大丈夫・社会保障制度も心配なし という状況なら 消費にもお金が回っていくのに残念です。
政官財の鉄のトライアングルから オクタゴンへ
御用学者・マスコミ・検察庁・国税庁・さらに弁護士 でオクタゴンp27
p39 日本のアニメ産業・ゲーム業界・マンガ業界は世界最強で2兆円 ハリウッド映画産業より大きい
モリタクさんを思い浮かべてしまいました。外国人との経済を語る対談で、熱っぽくアニメ論を展開しドン引きされていましたっけ!
p41 21世紀は突出した個人を何人かかえているかによって、国家の強さが決まってくる
p42 21世紀の中核産業「金融」「通信」「運輸」

そうなんでしょうね。どれだけ優秀な人材を集めることができるか?しかし、21世紀の中核産業が「金融」「通信」「運輸」かというとちょっと疑問です。そのなかに、「医療」や「教育」や「環境エネルギー」などが入って欲しいところですが、この辺りはまだまだ「周辺産業」なのでしょうか?

p69 道路の制限速度の不思議:フランス、スイス、ノルウェー、スウェーデンでは市街地80km/hr 住宅街は60km 
日本の道路制限速度の根拠は?
国家がすべての国民を犯罪者にすることができる
たしかに、制限速度を遵守しているほうがかえって危なっかしいことはありますよね。そして、その速度違反が犯罪ですから、国家権力によって犯罪者を大量に作り出すこともできるわけですよね。考えてみると危ういシステムですね。
p195現在の為替は購買力平価では決まらない。 アメリカ側から見ると3-4%、日本側から見ても9%日米間で交換できないものが実体経済の9割以上を占めるようになったため、購買力平価という考え方は破綻してしまった
為替はよく分かりませんね。マクドナルド指数もあてにならないってことでしょうか?
p221 19世紀以前ではつよい軍隊を持って植民地を拡大
    20世紀は資源
    21世紀はカネ、企業、技術、情報優秀な人材を世界中から呼び込むこと、
>カネ、企業、技術、情報優秀な人材を世界中から呼び込む
そういう意味ではシンガポールなんかが有望だと思っていましたが、この世界不況下では、どうなんでしょうか?逆に日本はあまりこのような環境整備に熱心ではないですよね。一人当たりのGDPは日本を追い抜いておりますし、シンガポール>日本の状況はますます強くなっていくと思います。
p222規制緩和小さな政府でシティ、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、AIGなどが優れた企業として上げられていますが・・・
ちょっとこの辺は大前氏読み違えてますかね。
全体的にはいい本でした。

2009年3月20日 (金)

『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』

専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法

専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法

著者:鈴木 ゆり子

専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法
『専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法』
著者鈴木ゆり子氏 この方はすごいね。素直に尊敬できます。自分の出し方というか、強み弱み含めて自身をよく理解し、戦略を練り、実行してゆく。ビジネス書としても使えます。
ひょっとしたら、今をときめく某勝間○代さんよりもすごいと思います。
いや、単純に勝○さんはすごいできる、すごい優秀、すごい頑張った、よい結果がでた。どうだ!
という感じで、こちらに劣等感を抱かせる立ち位置なんですよね。
ところが、このおばちゃん鈴木氏は学歴もない、経験もない、でもこんな工夫して、こんな失敗も経験して、今ではこんなよい成果を得ています。そんな語り口です。
どちらに共感を覚えるかは言わずもがなでしょう。
さて、内容ですが、
p40 競売のぼろ物件を掃除とリフォームでどれくらい価値を上げられるか これが カギとのこと
p85「キャラ」「マメ」「カネ」不動産屋に覚えてもらう
なるほど、そうやって空室率をへらしていくわけですね。
p123 表面利回り15% 以上の投資
p147 何のために競売に参加? 家賃収入を得るため では、家賃収入を得るためには?
方針として、上記のように取り決めているようです。そして、それをしっかり実行してゆく
p183 地震が来てすべての物件が倒壊してしまい、いくら物件を持っていても災害に見舞われたら、その瞬間にすべてを失うことがある。
そうなんですね、不動産のリスクはこちらでコントロールできないような天災も含まれます。その時の腹のくくり方は心にとどめておかなければなりませんね。ちなみに、著者は物件に対する借金は半分までというルールを決めて実行しています。建物が消失しても土地代だけで借金返済完了という計算の基に投資しています。
p194周りの人は「こんないい場所なら自分で住めばいいのに、もったいない」ふつうのひつとの感覚の違い、 いい物件は人に貸せる、だから、自分で住む場所はボロでもいい。
いいですねぇ。こういう考えの人がリッチになってゆくのでしょうねぇ。『金持ち父さん』シリーズでいうところの高速道路に飛び乗った状態なのでしょう。
その他にも学ぶべきところがいろいろと書かれております。本としても買いですね!ファイナンシャルリテラシーの高さが著者の現状の土台となっております。

2009年3月13日 (金)

『この金融政策が日本を救う』

この金融政策が日本経済を救う (光文社新書)

この金融政策が日本経済を救う (光文社新書)

著者:高橋洋一

この金融政策が日本経済を救う (光文社新書)
『この金融政策が日本を救う』高橋洋一
以前より注目している高橋洋一氏の著作です。
p10変動為替制度下では公共投資 減税は効果なし
赤字国債発行→ 公共投資→ 長期金利の上昇→ 円高→メリットなし
小泉・竹中路線が良かったとは全く思いません。そして、その頃金融のブレーンでもあった高橋氏なので、個人的にはその辺りを差し引いた評価になりますが、まっとうな話だと思います。
日銀 ゼロ金利解除をやるべきではないときにやった。早すぎた
p27インフレターゲットで2-3% 実質マイナス金利にしてしまう。
p34財政政策より金融政策 どうせなら公平なように公共投資より減税
p197給付金 景気浮揚効果なし

定額給付金もねぇ、嬉々としてもらっていてニュースを垂れ流すのもどうかと思いますねぇ、マスコミ だって、散々3年後には消費税増税って言ってたじゃないですか。

p44最近の大恐慌研究では 金融政策が脱出からの鍵
そうだったんですか?知りませんでした。てっきりニューディールなどの公共投資および戦争が大恐慌からの復活の鍵だと思っていました。
p204 25兆円の政府通貨発行をすべき
これは、私にはあまりよく分かりません。というか、興味を持てない。実際どのようになるのか想像がつかないというのが正直なところです。ある程度はっきりすると、そこであらたなビジネスチャンスもでてくるでしょう。

2009年3月10日 (火)

『はじめよう!小さな不動産屋』

はじめよう!小さな不動産屋 (DO BOOKS)

はじめよう!小さな不動産屋 (DO BOOKS)

著者:今井 学

はじめよう!小さな不動産屋 (DO BOOKS)
『はじめよう!小さな不動産屋』今井学
イザとなったらこれもありかな・・・いや、たぶんないですが・・・。
p36仲介業はうまみあるが、不安定
例えば、今までブイブイ言わしていた人材派遣業などにも当てはまりますね。
p38毎月確実に家賃収入のある大家さんがうらやましい
同感です。大家さんあこがれます。
p72今後主流は賃貸派
  1. p76景気が悪い
  2. 金利が低い
  3. 工事費が下がる
  4. 賃貸マンションの家賃はあまり下がらない
  5. 土地の値段はまだ下がる
でも、家賃はまだまだ下がりそうですし、土地の値段もますます下がりそうな勢いですが・・・
このあたりで人口動態チェックを
  • 少子高齢化
  • 晩婚化
  • 離婚率の上昇
などにより、今後は2LDK 3LDKが人気になるだろうとのこと、またペット可などの特色も強みになりそうです。
でも、現実は入居者募集の空きテナントがひしめいている状態ですから、とりあえず今は研究と種銭稼ぎにがんばりましょう。 いやそれよりも、本業・・・

2009年3月 3日 (火)

『大恐慌に学べ』

大恐慌に学べ

『大恐慌に学べ』山田伸二96年9月20日
出版が96年であることに注目です。
p10 山一証券経済研究所の試算では、就職を断念せざるを得ない若者や、企業内失業の中高年層を合わせた実質的な失業率は6.3%にも跳ね上がり、すでに欧米並みの高失業社会になってしまったという。
山一自身が…その翌年に自主廃業しているのに・・・
時代を感じてしまします。
p42フロリダの夢、不動産投機ブーム 10%の頭金で買えた
今のサブプライムローンを発端とした金融危機と同じか。人間は何度も同じ失敗を繰り返すようです。
p49ミドル・タウン世帯は風呂よりも車を選び 車の方が普及していった。
貧困層ほど、車や携帯なんかにお金をかけているようなものでしょうか?
p61禁酒法は「アルコールを飲用することは、国民の戦闘意欲を脅かす」とされ、1919発効
20年にはニューヨークで新年を祝うためにメチルアルコール性の粗悪なウィスキーを飲んで100人が死亡するという悲惨な事故もあった。
うゎ~、なんだか、現代の中国のようでもありますねぇ。
p94 最悪だった1933年
アメリカのGNPは560億ドルで29年の1044億ドルのおよそ半分になってしまった。自動車・鉄鋼の生産はピークの1/5 建設業では1/10まで契約減
農業以外は40%近い人々が職を失った。
p96 農民たちは綿を出荷できない一方で、着るものにも事欠いている人がいる
今回の恐慌がここまで、進展することもありうるのでしょうか?
資産形成中の長期投資家にとっては、好ましい状況ですが、自営業者としては困ります。大変困ります。本業が不振では話にもなりません。次の事業展開を考えなければなりません。
p212ふるさと創生で温泉を掘る
おお、なつかしい響き「ふるさと創生」
もうね、ほんとに、おバカの大名行列!
ああ、あの金を分散投資していたらなぁ~今頃・・・!
で、結局、その当時に29年からの大恐慌に何を学ぼうかと言いますと
p227なにをすべきか?
前向きな視点で
高齢化社会に向けて、すでにほころびが露呈してしまった年金、医療、社会福祉制度をどう立て直すか。
そんなところです。ん?ちょっと具体性に乏しいですねぇ
『この金融政策が日本経済を救う』高橋洋一著 今読んでいるところですが、これをもって具体的な方策および、投資家としての私の戦略を今後考えていきます。

2009年2月17日 (火)

世界経済2000年史 その2

日本での飢饉
  • 8世紀から10世紀にかけては3年に1度の割合で起こり
  • 11世紀から15世紀にかけては5年一度の割合で起こり
  • 16世紀から18世紀にかけては4年に1度、
  • さらに19世紀には9年に1度
  • 20世紀には発生しなくなった
日本人は動物性食品をそれほどとらず、ヨーロッパ人よりも飢饉に弱かった。中国と同じくらい
日本での戦争による人口抑制の度合いは中国に比べて非常に弱いものであり、またたぶん西ヨーロッパと比べても、より弱いものであったであろう。
日本は昔からあまり好戦的な民族でなかったということでしょうか?それとも、飢饉の連続でそのような余裕もなかった?後者の可能性は低そうです。余計に争いが増えると思われます。
それよりも、現実的な解釈は人工的な人減らし、「間引いた」どぎつく言うと嬰児殺しは多かったように思われます。
p120 『ケインズ全集 第2巻 平和の経済帰結』ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes、1883年6月5日 - 1946年4月21日イギリス生まれ
「ロンドンの住民は、ベッドで朝の紅茶をすすりながら、電話で全世界のさまざまな産物を、彼が適当と思う量だけ注文することができ、それらのものがほどなく戸口に配達されるものと、当然期待してよかった・・・」
ネットで注文すると 今とさして変わらないようです。しかし、こんな世の中がずっと続くとも思えませんけど・・・
p304 江戸時代の初期には、農業はおそらくGDPのたっぷり半分以上を代表していたと思われる。 略
すべての非農業部門の経済活動は、農業よりも急速なテンポで勃興し、発展したと思われる。これらのめざましく躍動的な経済発展の諸要素を相殺する役割を果たしたものは、徳川幕府体制による統治のもたらした高いコストであった。サムライ、大名、そして幕府の将軍や役人たちなどのエリートは、GDPのほとんど4分の1を吸い取ってしまった。
短絡的かもしれませんが、今で言う公務員(一部の)や天下り、はたまた様々なしがらみのある利権団体?
p164
日本の黄金時代 1950-1973に一人当たりの実質所得は6倍
そしてその理由は
  1. 1950年の一人当たりの実質所得はヨーロッパの1/3強
  2. 1950 すでに西ヨーロッパとほとんど変わらない教育水準
  3. 日本の投資率は西ヨーロッパよりも高かった
  4. 日本人口一人当たりの労働投入量が西ヨーロッパよりも高かった

さて、そこで、日本の黄金時代は再び訪れることがあるのでしょうか?

私が生きているうちは「それ」はないと思っています。2・300年後はあるかもしれませんし、それはもう日本ではないかもしれません。そして、200年後には化石燃料はなく、今と全く違う世界になっている気がします。

世界史で始めにならったのは何千年も昔の古代エジプトなどの話ですが、これからはそんな長い期間 人類の未来が続くのかどうか心もとない有様です。

確実に言えるのは今までと同じような未来ではないということくらいですか。

数百年・数千年後の未来は考えても仕方ないかもしれませんが、せめて、投資期間の20-50年くらいは世の中が続きますように・・・(それさえも怪しいかもしれない・・・)

まあ、2000年単位で考えれば、大恐慌も小さい小さいヽ(´▽`)/

2009年2月14日 (土)

世界経済2000年史

経済統計で見る世界経済2000年史

経済統計で見る世界経済2000年史

著者:アンガス・マディソン

経済統計で見る世界経済2000年史

百科事典のような本です。13000円します。
もちろん図書館で借りました。いや、実に興味深いですよ。長期的な展望にたって物事特に投資が考えられます。
でもですねぇ、今のように人類の暮らしがあと数千年も続けられるでしょうか?ひょっとしたら、ファラオの時代から今までよりも短い期間しか続かないかもしれません。
ま、それはさておき
本書は、興味深い統計資料が満載です。マニア垂涎もの (どんなマニアだ?)
p17 経済成長の過程は空間的にも時間的にも不均等であった。平均寿命と所得の増加は西ヨーロッパ、北アメリカ、大洋州、日本で最も早かった
じつは、日本は明治維新の西洋に追い付け追い越せの時代より前に先進国レベルに近づきつつあった事実が分かります。
p35ヨーロッパ諸国の人々は、過去には現代と比べものならないほどに、生存ができるかどうかというぎりぎりの状態におかれていたので、もし凶作になれば、輸送手段と倉庫が不足していたこともあって、突然の大量死が引き起こされた。 中略
最悪だったのはペストであり、6世紀にヨーロッパの人口の1/3を一掃し、14世紀にも同じことが再度起こった。この2度目のペストの大流行は数世紀もつづき、ようやく英国では1665年に、またフランスでは1720~21年に、消え去っていった。 中略
最悪の年であった1665年には埋葬者総数は97000(人口の約16%)に達したことが記録されている。
恐ろしい限りですね。いまでは新型インフルエンザのパンデミックでしょうか?
実は、日本での平均寿命の伸びは、経済発展とともに昔からの風習・衛生環境が良かったようです。そういえば、中世のヨーロッパなんてエライ不潔だったそうですもんね。
p43 18世紀の後半までに、あるいはたぶんもっと早くから、日本人の平均寿命は西ヨーロッパと同じくらいになり、中国よりもずっと長くなっていた。
天然痘は日本の伝染病の中では最も重要なものであった。他の伝染病-コレラ,赤痢、マラリア、はしか、結核、腸チフス-による死亡者数はヨーロッパよりも(相対的に)少なく、もうひとつの伝染病である発疹チフスはまったく存在しなかった。主として衛生上の慣習がよかった 日本人が動物に接触することが極めて少なかった。温泉、神道が肉体を清めることを強調
していたためでしょうか?
さて、日本の発展とともに今後の発展する地域を調べたくなります。
現在の世界経済危機がどのようになるかは分かりませんが、やはり気になるのが中国・インドです。
世界の一人当たりの実質GDPの歴史的推移を見てみると、わりと最近(1800年代)まで中国・インド・日本がほぼ同じような割合で並んでいたことが分かります。もっとも人口が多い分それ以前ではだいぶ中国・インドが世界のGDPの大部分を占めていましたが。
さてさて、今後はどのようになっていくのでしょうかねぇ? つづく・・・
Gdp_3

2009年2月13日 (金)

『売れっ娘ホステスの育て方』

売れっ娘ホステスの育て方―「水商売」の成功マニュアル!

売れっ娘ホステスの育て方―「水商売」の成功マニュアル!

著者:難波 義行

売れっ娘ホステスの育て方―「水商売」の成功マニュアル!

その気はなかったのですが、ついつい読んでしまいました。

マネジメント、人心掌握などなどについてのヒントになる部分がいくつか書かれてます。この辺りは私の職種でも参考になりそうです。

あまり、ホステスさんとは面識がないのですが、これを読むと興味がわいてきますね。でもね、個人的にはあまり好きな世界ではないのですよね。なんとなく、あまり癒される感じはしないのです。ああいう店に行っても。

さて、本書で話術のことも書かれています。

明石屋さんまは参考にならない、難しすぎるとのこと。そういえば、昔 漫画家の倉田真由美さんだかが、取材か何かで一日ホステスをやってホステスは「さんま」になることなんていってましたっけ?

で、だれが参考になるかというと島田紳助だそうです。

ま、どっちでもいいや、テレビ見ないし、私の職種ではそういう話術が要求されるわけでないので・・・

ホステスになりたい方は読んでおいて損はないでしょう!

2009年2月10日 (火)

『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』

環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)

環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)

著者:武田邦彦

環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか2』 武田邦彦 2007年9月
おおむね賛成!一部が残念 でもってその一部がちょっと致命傷になりかねない状態です。本書はパート1だけでとどまっていた方がよかったかもという内容です。
報道、国、行政、利権、学者のあり方について
「京都議定書」の意義、不平等条約なのはなぜか?
答え:1990年をベースに考えているため
この辺りの主張は賛成です。
p41 人間の活動で温暖化がすすんでいる割合93%
人為的な原因のうち 二酸化炭素の割合 53%
本書で気になったのは、アルゴア氏への批判
筆者はアルゴアに対してあまりにも政治的だと批判しております。
でも私が思うに、アルゴアは政治の道具に環境問題を持ち出しているわけではなく、環境問題をやりたくて政治を利用していると思いますね。
だって、一方がエアーフォーストワンに乗っているときに、カートを自ら引きながらセキュリティチェックを受け、どさまわりしているんだ 好きなんだよ それが!
p84 「氷が融けずに割れ目ができて、固まりごと滑り落ち、大量の”氷”が"一度”に海水中に沈むこと」それは、危ない、そしてその可能性はある
いや、たしかに『不都合な真実』はまさにそのあたりのことを問題にしていたと思いますが・・・。本書の書き方では、環境問題は大丈夫!全然大丈夫!でも、じつはこれはちょっと心配(上記のp84)という書き方で、違和感を覚えます。
p85日本が出しているCO2は3.7% アメリカ30%、ヨーロッパ28% 世界全体の約60%
ペットボトルをリサイクルするならお茶碗も一回作ったらリサイクルに出せば?っつうか、ペットボトルは5回使え!
この辺りの主張も賛成できます。
ちょっと、科学者だからこのようなことを述べるのだ!と力をいれていますが、下記のあたりの記述はちょっと心配になります。
p238インフルエンザの特効薬と言われた抗生物質「タミフル」が一部の患者さんに幻想を与えるようだと分かった時
「タミフル」は抗生物質ではなく、抗ウィルス薬でしょう!ちょっと恥ずかしい!
p263愛用品の五原則 これいい
  1. 持っている者の数がもともと少ない
  2. 長く使える
  3. 手を焼かせる
  4. 故障しても自分で修理
  5. 磨くと光る
最後の方
池田清彦教授との対談 アルゴアは科学者じゃないからダメ出し
えぇっ~ 「科学者最高~!」なのでしょうか?アルゴアの主張は十分科学的だと思いますよ!
武田 p305 ゴアが次の大統領選挙を見据えた活動の一環で言っていることは明々白々
いや、だから、アカデミー賞をとったときに「次期大統領に!」という声を拒否したのはゴア自身だって!
結論としてはパート1の方だけで十分です!
http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/92-93l-7496.htmlにコメント頂いてます。せっかくですので興味のある方はどうぞ!

2009年1月25日 (日)

富裕層になるためには?

『PRESIDENT 2008/5/19号』p49より
【純金融資産の保有額別マーケット規模の推計(2005年)】
【純金融資産の保有額別マーケット規模の推計(2005年)】
各分類の上段は金融資産額、下段は世帯数

国税庁「国税庁統計年報書」(2004年)、総務省

「人口推計」(2004年)、総務省「全国消費実態調査」(2004年)、

およびNRI「生活者1万人アンケート調査」(2003年)よりNRI推計

1997年、2000年、2003年の数値は、2004年の推計

さて、その割合は

  • 超富裕層 0.1%
  • 富裕層 1.7%
  • 準富裕層5.7%
  • アッパーマス14.3%
  • マス層78.2%
こうやって見ると、日本はそれほど不平等とは言えない上位
約2割で資産の半数以上ですか、アメリカ、ラテンアメリカ諸国に
比べて不平等ではないとは言えやはり格差がありますね。
グラフを見ると富裕層・超富裕層の世帯数が減っているのですね。
まさに、一人勝ち状態になりつつあるのでしょうか?
さて、私 以前は準富裕層に届いていた気がするのだが、なんや
かんやでマス層まで落ちこみ、現在はようやくアッパーマスに復活
したかな?目標は0.1%に入りたいですね。それがゴールではありま
せんが、諸般の事情により、将来的には0.1%くらいには入らなけれ
ばいけないと考えております。
さて、『PRESIDENT』では富裕層を3つに分類していました。

1)突然の金持ち:投資には積極的

2)コツコツ金持ち:プロフェショナル仕事に忙しい、預貯金の

  占める割合が半数以上

3)最初から金持ち:増やすことよりも減らさないことを!

しかし、ヘッジファンドや商品ファンドなどのオルタナティブ保有率は

16% この層に深く食い込んでいる金融機関の賜物?

医師や弁護士、会計士は富裕層のなかでは突出して稼ぎがいいわけ

ではない。コツコツ金持ちが頑張っても富裕層どまりで、超富裕層にな

れないという傾向に一致しているとのこと

稼ぎがいい仕事でも、コツコツのみでは超富裕層にはなれないもの
なのですね。ふーん、考えさせられます。
ちなみに、富裕層の 投資目的の不動産所有率はほぼ半数とのこと
私も、今後の課題として不動産投資を検討したいと思います。
今後の課題は不動産投資かな?

2008年12月30日 (火)

『1995-2010世界大恐慌』ラビ・バトラ その2

『1995-2010世界大恐慌』ラビ・バトラ2 1994年10月19日 
つづき
「プラウト」
Progressive Utilization Theory
[地球上のあらゆる資源を、進歩の力によって効率よく役立たせるための理論]
科学技術の進歩は副作用を伴う
p192 「プラウト」は人間の貪欲ではなく、「必要」に基づいた経済のシステムを提唱
ある社会が個人にあたえる、生存のための物質的・精神的な最低必要条件を挙げてみると、その答えは簡単で、十分な衣食住と、医療と教育です。
p193「プラウト」における最低賃金制と最高賃金
現状の最低賃金は低すぎる
例えば、ちょっと 最低時給が2千円の世の中を考えてみる。
 一日6時間 週に3日 月13日でも月給156000円か?
独り者なら余裕で食っていけるな。マックとかコンビニとかは死亡だけど・・・低賃金で働かせられないから。
さて、私の所のスタッフを考えると、ちとくるしいな。今の平均時給は
900-1000円くらいか
最高賃金は最低賃金の10倍程度 到達目標は2倍程度
おれの時給は2万円あれば、まいっか。 20万×10時間×20日 お、すげ あり得ないけど・・・
でも、ある意味共産主義 それってどうなの?
経済ピラミッドp197
        医療
      教     育
  自営もしくは小企業分野
 法   人      分   野
公     共      分      野
というピラミッド構造が今後起こりうる あるいは望ましい 「プラウド」ではなかろうかと述べられております。
賛成ですね。とくに日本は 医療・教育にかける費用が先進諸国に比べて低すぎます。教育費なんてGDPの3%程度でしょ。泣けてきます。
 んなこと書かない方が信憑性あるのに
p214株価2万円我で日本経済は破綻する
とりあえず、7-8千円をうろちょろしていますが、今後はどうなるか?
そしてお隣の中国については
p244最初から株式市場ができると、きちんとした製造業のシステムができず いびつな国家に
中国は最終的に80年代の中南米のように破綻する可能性が高いと思います。世界的な大影響
そういうシナリオもあり得ますよね。さてさて、それでは庶民投資家はどうしたらよいのでしょうか?今後は通貨は死亡して フリーエネルギーやフリーフードが栄えてゆくだろうと述べておりました。そういう意味では自宅の屋根に太陽光発電や家庭菜園など必要でしょうか?でも、借家のアパート暮らし…
いずれにせよ、ここ200年ほどの地下化石資源を利用しまっくった世界は続かないでしょう。さすればやはりクリーンエネルギーでしょうねぇ!
個人的には 早く資産を作って その1割程度で自分が住む用の不動産 そこでの太陽光利用や家庭菜園なんかを考えてます。 
当初目標のPerpetual Traveler とは違ってきますが、それも世の中を見ながらということで… 来年もがんばろう!

2008年12月28日 (日)

『1995-2010世界大恐慌』ラビ・バトラ

1995→2010世界大恐慌―資本主義は爆発的に崩壊する
1994年の出版です。
『1995-2010世界大恐慌』ラビ・バトラ
本の最初はめくるめく 精神世界の話で  満たされております。どうしても、ん?胡散臭いなぁ、ちょっと警戒警戒!そんな気持ちで読み進めていきました。
1978年に『資本主義と共産主義の崩壊』2000年までに共産主義崩壊 2010年までには資本主義も終焉する
p80富の集中が起こす恐慌
  • 人間固有の弱点
  • 自然や神の摂理
p99 月刊 『サンサーラ』1994年2月号でのラビバトラの提案
  1. 所得税、消費税などの大幅な減税
  2. 貯蓄に対する課税の導入
  3. 公務員の給与引き上げ
  4. 最低賃金基準の引き上げ など
どうやら内需拡大や円高ドル安対策らしいが、しかしなんでよりによって「公務員の給与引き上げ」なの?理論的には分からんでもないが、感情的にはついていけない
p113 14世紀ヨーロッパで、封建制度が瓦解していった時代 1347年から51年 全ヨーロッパが黒死病(ペスト)に襲われたのです。このとき、人口の約三分の一が死亡したといわれています。
いまなら、新型インフルエンザかSARSか!どっちにしろ勘弁してほしいっす!
p115武人の時代に入るアメリカ
たとえば、湾岸戦争のリーダーとして活躍した高級将校が、お金の力を借りずに、アメリカ大統領になることです。
オバマはそうではないけれど、でも変革の兆しがありますね。そして、日本は・・・
p117 この本は予言の類ではないはずだが・・・ 1996年か2000年の大統領選で第三の政党からお金ではなく、武人としての力を源泉に大統領となる可能性が非常に高いというております。
p122 東洋の思想が世界をリード インド、中国、日本
武人→知識人→富裕層→武人 のながれ
数百年単位で見たところ、今は富裕層から武人へ権力がシフトする過程にあるようです。「体鍛えなきゃねぇ!」まぁ冗談ですが、ともかく 続く!

2008年12月24日 (水)

『クリスマスキャロル』

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

著者:ディケンズ

クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)
クリスマスの商業主義が嫌いで、ことさら触れたくはないのですが、今年はクリスマスにちなんだ本について書きます。
『クリスマスキャロル』 ディケンズ
すごいです。1840年代の作品です。古典です。
ケチでよくばりいつも不機嫌なよくばり爺さんのスクルージの身に起こったクリスマスの不思議な(というか啓蒙的な)体験?
心に残る言葉を拾い上げてみると
p43どんな人間でも、その心はいつも友達を訪ねてあるきまわらなけれいけない
p48 慈善、慈悲、寛容、博愛これこそおれの仕事だった。商売の取引など、そういう仕事に比べれば、大海の中の一滴のみずにすぎなかった。
これちょっと、自分自身にも教訓的な言葉ですね。仕事や利益ばかりがこの時期特に重要なこととなります。しかし、一歩引いて全体的な視野でみれば大した問題ではないのかもしれません。
p56「この為替手形を一覧後、三日以内にエブニーザ・スクルージ氏もしくはその代理人に支払うべし。」などという証文も、合衆国の公債みたいに価値のないものになってしまいますからね。
1843年ごろの合衆国の公債はこんなものだったのね。いや、ひょっとしたら今もそうかもしれませんが・・・
p140病気や悲しみが伝染するように、笑いやうれしい気分も大変な伝染力を持っている
p156「無知」「欠乏」「自分の父親を訴え出るために、こうして私の衣にしがみついているのだ。」
p198「おれは、過去と現在と未来の人生をこれからしっかりと生きることにするぞ!」
『クリスマスキャロル』は、今年なんか とくに欧米では読み返されているのではないかと思います。やはり、大切なことが書かれております。せめて年一回くらいはそのようなお金以外の大切なことをゆっくり考えてゆきたいものです。

2008年12月20日 (土)

『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

著者:山本ケイイチ

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)
『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』 山本ケイイチ
本書は、筋トレうんぬんよりも私が好んで読むような自己啓発本のような雰囲気を醸し出しております。
  • トレーニングの目的を明確にする
  • 有効で現実的な目標を、期限とすううちで設定する
  • 目標達成のためになすべきことを具体的な行動に落とし込む
  • 行動を継続するための仕組みをつくる
  • 実行する
ビジネスでもダイエットでもTOEICの勉強でもつまるところの本質は同じような気がします。
筋肉バカ一代のような本なら、それはそれで面白いのでしょうが(きっと売れないと思います)、極めて理論的に筋トレやその根底に流れるメンタル面での効用が描かれております。
p44アメリカの行動科学研究者 プロチャスカ
  1. 無関心期
  2. 関心期
  3. 準備期
  4. 実行期
  5. 維持期
筋トレに関して言えば、私は2と3の間です。
じゃあ、いざ何をやるか、いきなりジムにアポイントメントをとったり見学に行ったりするのも敷居が高いです。
しかも、
p154パーソナルトレーナー1時間で7000円
ですって、そこまではちょっと・・・
最も重要なことは
p168目標は何か?
に尽きると思います。
いずれにせよ、読むと筋トレしたくなります。
取り敢えず、自宅で出来る簡単な筋トレ方法を研究してみます。

2008年12月18日 (木)

『大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか』

大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか

大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか

著者:R.E. パーカー

大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか
『大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか』2005年の出版です。
タイトル通り 本書は11人の経済学者のインタビューで構成されております。
さて、大恐慌についてですが、
  • 再び起こらないといっているひとが5人ほど
  • ほとんど可能性は無いといっている人がひとり
  • 強く起こるといっているのはひとりだけ 
  • あとは 無いとはいえない程度の消極的な肯定
2005年前後の見解では「まぁ ふつー起こらないよね」っていう空気が漂っています。
今後どうなるかは分かりませんが、戦争はないよね!と強く信じたいです。
本書より
大恐慌を終わらせたのは たしかに 戦争だが、今は武器は余剰にある大戦でも生産は増えず
そうですよね。あっちゃぁいけませんよね!でも心配

2008年12月16日 (火)

『払いません』 世界恐慌を乗り越えろ 生活防衛 番外編2

払いません。―ナンデ?モッタイナイ!

払いません。―ナンデ?モッタイナイ!

著者:和合 秀典,今井 亮一,松谷 宏,本多 勝一,日向 咲嗣

払いません。―ナンデ?モッタイナイ!
『払いません』の続き
交通違反の裁判
「違反は事実ですが、当時の状況はこれこれこうでありまして、悪質・危険・迷惑性は極めて低いので、どうか寛大な御処分をお願いします。」
反則金とは一律に決められた額のペナルティを払います。だから早く終わらせて下さい
もとが、青切符だったのに反則金を払わず、略式に応じず、不起訴にならず、とうとう正式な裁判になってしまった人は、8327人中67人 0.8%
p064 年間800~900億円にもなる反則金は、信号機や標識など交通安全施設の設置・管理に使われることになっている。その巨大な市場には警察OBが天下り、ときどき談合で摘発されている。
  1. ごく普通の安全運転も違反になるような規則を設け、
  2. 現場の警察官にノルマを果たして取り締まらせ、
  3. 生じたカネを天下り先へ流し込む
これ許せない!\(*`∧´)/
従順すぎるのも罪なものですね
話変わって国民年金
p71自分は払っていないのに、国民の年金(保険料)を引き上げようなんて、ふざけている。未納三兄弟だ
中川昭一、麻生太郎、石破茂
オイオイ ちょ、おま 閣僚や総理って・・・
『正直者が馬鹿を見る国民健康保険』
41k530hc8cl__sl500_aa240_
同居して保険料を安くする方法などがあるようです。
詳しくはこっちを読んでみよう
続いて借金 過払いの返還請求などがあいついておりますが、実は「時効」というのがあったのですね。
p139借金は10年で時効 住民票は移動せずそのまま置いておき、勤務先も変わってしまうと、債権者側から探しようがないので、そのまま年月が経過することあります。
「援用」 「時効を使います」という内容証明郵便を債権者に送り、何も言ってこなければそれで一件落着
http://www.saimu-jikou.com/index.htm イザとなったら
話変わって介護保険料
p169 2006年4月にjは全国平均で24.2%介護保険料アップ
「みんなで支える老後の安心」本当の狙いは、高齢者のなけなしの年金から介護費用の財源を絞り取る仕組み
要介護認定は65歳以上の高齢者のうち、全国平均で16%程度 10人中8.5人は全く受けないことを前提とした制度になっている
P189 江戸時代における農民への年貢取り立てのようだ
全国2500万高齢者の5% 100万人がいっせいに「介護保険料に異議あり!」と集団不服審査請求を起こせば、厚生労働大臣のクビがとぶし500万人なら内閣も倒れる
コレ、本当にやりませんか?みなさん!アリだと思いますよアリだと!!
p201日本の税制の中で、源泉徴収制度ほど成功した制度はないのではないかと思っているし、それは又ひょっとして世界に冠たるものと言えるかもしれないとも思っている。
冗長な文章だな(人のことは言えないけれど)ともかく
 税務同時代外史-私の税務の思い出 1991年 「七夕会」国税庁OBより
機械的に計算して、徴収、納付(他人の払う税金は痛くもかゆくもない)故に、サラリーマンの好むと好まざるとに拘わらず、百パーセント近く正確に把握・課税されることになる
税金ねぇ、いやいいんですよ。誰もが納得する使い方であるのなら。「誰もが」は無理でしょうが大部分がyesという使い方をしてくれ、ほんと
どこへもいけない橋や誰も使っていない道路なんていらんでしょう。
それよりも教育や医療に使うべきでしょう。
ということで、私のできることは、本の紹介、ブログを書く、選挙にいくなどなど・・・実際にやっているのはNHKの受信料は払っていません。もうかれこれテレビの無い生活は5年近くになります。あとは交通違反の際は状況によれば戦おうと思います。

2008年12月15日 (月)

『払いません』 世界恐慌を乗り越えろ 生活防衛 番外編

払いません。―ナンデ?モッタイナイ!

払いません。―ナンデ?モッタイナイ!

著者:和合 秀典,今井 亮一,松谷 宏,本多 勝一,日向 咲嗣

払いません。―ナンデ?モッタイナイ!
2006年9月
いいですねぇ使えそうです。
図書館で見つけたのですが意外と最近の本でした。
「払いません」
他者を寄せ付けない呪文のような力が秘められています。だから、小市民的生活を送っている私たちはこの呪文にあこがれ、一度大きな声で相手に向かって堂々と唱えてみたいという欲求を持つのです。 はじめにより
本書を買って実行する気概のある人はエライ そして間違いなく得をするでしょう。
本来もっと広がってよい運動だと思います。
大恐慌時代の生活防衛にお役立てください
まずは高速道路料金より歴史を振り返ると、高速道路料金払わなくてもいいよな
p21道路特定財源の余剰金年間7000億円 
p27首都高の純利益が29億円とあったが、なんと66億円の資産過大計上が発覚した。同じ理由でホリエモンは逮捕され、首都高責任者はおとがめなし。実際は37億円の赤字。半期に6社合計の純利益は288億円 年間では576億円 単純計算で40兆円の返済には694年間必要
694年って・・・ 笑える( ̄▽ ̄)
法律では45年間で返済
もしも40兆円を法律のとおり返済するとすれば、年間8900億円の利益を45年間に及び出し続けなければならない。これは日本の最優良企業トヨタなみの純利益を45年間にわたって計上し続けなけらばならない。
むりやん、絶対むりやん。売り上げに対しての純利益率が28%だってさ。
石油は一般的に40年分の可採埋蔵量しかない 石油資源が枯れ果ててなお5年間の返済をしなければならない
なんじゃ、そりゃ
フリーウェイクラブかいいね!和合秀典さんが代表 覚えておきましょう。
続いてこちらも、筋金入りのホンカツこと本多勝一氏 懐かしさを覚えます。
NHKの受信料という名の使途不明金? 
もっともソースはフジテレビですが・・・
問】あなたは、NHKは政治的に公平・中立だと思いますか。
YES 18.4%
NO 73.0%
(その他・わからない) 8.6%
首都圏の成人男女500人を対象に電話調査
NHKはねぇ、もうホントにだめじゃん、いや朝日もだけど。
本多氏によると
政府とのいっさいの関係を絶ってジャーナリズム本来の独立機関 改革されるのであれば受信料を払って支持するという条件闘争。
だそうです。
長くなりそうなので、次回に続けます。

2008年12月14日 (日)

『最底辺の10億人』

最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?

最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?

著者:ポール・コリアー

最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?
『最底辺の10億人』The bottom billion
考えさせられる。
自分なんて幸せなものだ!
本書で知ったのですが、「天然資源の輸出による黒字は成長を著しく鈍らせる」
なるほど、たしかに天然資源が豊富にあれば他の産業は育成されにくくなるでしょうね。
p70コーヒーブームのケニア
ブームの間に外交官の数は激増したが、暴落の結果予算が削減されたのはのは基幹投資ばかりであった。
これじゃあ、経済的成長や貧困からの脱却はおぼつかないでしょう。
p80 資源国では課税の必要が大幅に少なくなるために、国民に対して税の使途を明らかにしないで済むからである。巨額の資源収入が政治的なチェックを弱める
p165特にアフリカでは軍事費のおよそ40%がが援助によってまかなわれている。
でもね、そうは言っても日本だって、国民の税の使途に対するチェック甘くないかい?マスコミの責任も大きいけれど、ちなみにバブル崩壊での国民負担は10兆円 破たんした長銀と日債銀処理がおもだったそうだ。
p235ナイジェリアのデルタ地帯からは、年間およそ10億ドル相当の石油が盗まれた時期もあった。
p237石油に産地を!
もし消費者がアンゴラ産のガソリンを買うのを拒否した場合、アンゴラの石油は値引きしなければ売りにくくなり、アンゴラ政府に透明性を遵守させる経済的インセンティブとなる。
こういう運動はいいですね。支持しますよ。
p240フジモリ政権は非常に腐敗していた。すべの腐敗の実行責任者とされるブラディミロ・モンテシノス国家情報部顧問は買収を行う際に用心深く記録を保存した。
p241 議会や法廷、新聞も買収したが、数千ドル単位。
小切手の桁が違っていたのはテレビ局の買収だった。ペルーには10のテレビ局があったが、各局には月におよそ100万ドルずつ支払って買収し、夜のニュース番組は毎日モンテシノスの事前検閲を受け、求められた修正は実行しなければならなかった。
10番目の経済衛星放送局は買収せず視聴者が一万人 この衛星テレビである裁判官を買収する模様がリークされた。
フジモリ大統領のこのあたりのことは日本でも広く報道されたのでしょうか?キーはやはりメディアとくにテレビなんですね。私はテレビは時間の無駄なので当然見ていませんが、今の日本人は本を読んだりするよりテレビを見ている時間のほうが長いのでしょうね。影響力の大きさを考えると恐ろしい気がします。
そして、これからは、ラジオの時代かもしれませんね
p312貧困問題を解決するに当たり
  1. 過去40年の基はちがう問題
  2. 変化と成し遂げようとする勇敢な人々とこれを阻止しようとする強力なグループの間で激しい抗争 我々は傍観者のままでよいのか
  3. no G8の課題

とにかく、無関心でいてはいけないのだ。何をやれるかはわからないのですが、関心を持ち続けることが大切だと思います。

2008年12月 8日 (月)

『私の財産告白』 本多静六 その2

『私の財産告白』 本多静六 その2
p48 本多流株式投資法 「二割利食い、十割益半分手放し」
全部の買受金を用意
先物を買う 引き取り期限の来る前に思いがけぬ値上がりがあった場合は買値の二割益というところで、キッパリ利食い転売。そして、二割の益金を元に加えて銀行定期に預けなおした。株式利回りをはるかに上回る。
次に、いったん引き取った株が、長い年月の間に二倍以上に騰貴-手持ちの半分を必ず売り放つ。あとの株は只株
たしかに、理屈の上ではよほど銀行の普通貯金の利回りより いい。ですが、「気持ち」の問題でどしてもそのように行動するのは難しいですね。「まだ上がるんじゃないか?」と思って。現在、個別株をいじる余裕がないため、今後の参考にしたいと思います。
p52天下の大変動にあっては、いかなる財閥、個人も堪え得るものではない。 特銀、海外株が、敗戦の犠牲として零に帰した
やだな、こんなの。またこんなことが起こりうるのかな? 日本で買っておく?
「敗戦」ですよ「敗戦」
時の首相:麻生太郎は百年に一度の金融危機なんて言っているけど、少なくとも東京ではこの百年のうちに2度「焼け野原」になっているだろう。「関東大震災」と「第二次世界大戦」でその時だってじゅうぶん金融危機だったでしょう。
ともかく、「天下の大変動」が起こりつつある状況下ではあきらめるしかないのか?どうしたらいいのでしょう? 冬休みの課題ですね
「好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を時機を逸せず巧みに繰り返すように」
とまぁ、むずかしいことを言っております
p55山林投資 1900年の2万が1950年の4800万円 くらいか?
じゃあ、2007年でいえば、8.03倍 約4憶円ってこと?
p73「三かく」生活に陥るな
義理をかき、人情をかき、したがってまた恥をかく
貧すれば鈍す
ごもっとも
p85 50歳からの理想として 自分の確実に得られる年収を4分し、その一分で生活、一分を交際修養にあて、残りの一分を社会有用の事業に投ずる
最後において「四分の一奉仕」
お金の心配がなくなったら、ずばりコレでしょうね。
p208 特殊解と一般解
才能のあるひとは特殊解としての運用を才能のないひとは一般解としての運用つまり「月給1/4の天引き貯金」だれでも、できる運用を!
私は月給取りではないのですが、月に使える所得のほとんどを運用にまわしております。でも、状況が逼迫しつつあり、どこまで続けられるのかは?です。
来年も続けられますように!
 

2008年12月 7日 (日)

『私の財産告白』 本多静六

私の財産告白

私の財産告白

著者:本多 静六

私の財産告白
まえがきより
人生の最大幸福は職業の道楽化
いいですねぇ うらやまし。現在のところ、私の「職業の道楽化」は約25%程度完了というところでしょうか。おそらく、これでもまだ恵まれている部類でしょう。早く100%まで持っていきたいのですが、そのためには配当収入が年収を超えないといけませんね。何年かかることやら。
40までは勤倹貯蓄、生活安定の基礎を築き、60まではお礼奉公、70からは山紫水明の温泉郷で晴耕雨読の楽居 と定め、毎日1頁の文章執筆と月給1/4の天引き貯金
まだまだ勤勉貯蓄がひつようですね。あと、10年近くは生活基盤を築くこと!
p21 明治25年 ドイツ留学から帰って、東京大学の農学部助教授になったのが満25歳のとき年棒が八百円 
貨幣価値が分からない?
本書では度々当時の貨幣価値が分からなくて、もったいない気がします。
366円 = 14銭
二百九万円 = 800円
年収2百万くらい、 まぁ、そんなものなのでしょう。
一か月14円50銭 37907円 当時の1円が現在の2614円くらい
p24貯金は=通常収入×1/4 + 臨時収入×10/10 とにかく、貯金をしろ!
p23残りの43円50銭で一家9人を養う 11万3800円くらいでか・・・11万ちょっとで9人は厳しいなぁ。当時と今はお金の使う比率が違うと思いますが、それでもほとんどが食費だったのではないでしょうか。
p27ブレンタノ博士 いかに学者でもまず優に独立生活ができるだけの財産をこしらえなければ駄目だ。そうしなければ常に金のために自由を制せられ、心にもない屈従を強いられることになる。学者の権威も何もあったものでない。
この意見には大賛成ですね。学者こそ、オピニオンリーダーこそ生活に余裕がないと危険だと思いますね。
p30 二、三年たつと預けた金の利子が毎年入ってくる。これは通常収入になるので、その3/4は生活費にまわすことができる。つまり月給と利子の共稼ぎになるので天引き生活はいよいよ楽に続けられるこちになってきた。
投資に目覚めてかれこれ4年ほどたちますが、まだまだいっこうに楽になりませんね。私の場合はその間に起業してしまって、借金背負っちゃったからなぁ~。定期的積み立てドルコストをはじめてからは1年程度、あと、2.3年続けていくと少しは楽になっていくのでしょうか?
p37 25歳からはじめて 15年目の40歳になったときには、大学の棒給よりは、貯金の利子や株式の配当のほうがズッと多くなり・・・
私の場合ははじめるのが遅かった分、もう少しかかりそうですねぇ。15年といえば、勤め人で言えばもう定年間近ですか・・・。もっと早くやっておけば・・・。しかし、自営業でもあるため、「職業の道楽化」さえうまくいけば、60歳をすぎてもやり続けられますね。目標のPT Perpetual Traveler「永遠の旅行者」とは異なってきますが。
p37 1950年の十万円 まずは貯めなさい。
http://www.boj.or.jp/oshiete/history/11100021.htm の消費者物価指数でいえば約80万円ってこと(2007年) まあ、だいたいで100万円なのでしょうね。
p40 一介の教授が寄付に千円を出して、これは怪しい多すぎる。なにか相場などで儲けたのか、学者の風上にもおけないと辞職勧告をせまられる話
 在学中の半ばだから40弱か 1906年とすると当時の千円は121万5千円程度 たしかに、寄付にしては気前よすぎる気もします。しかし、全くあり得ないことではないでしょうねぇ。
次回につづく

2008年11月28日 (金)

『チャイナフリー』

チャイナフリー:中国製品なしの1年間

チャイナフリー:中国製品なしの1年間

著者:サラ・ボンジョルニ

チャイナフリー:中国製品なしの1年間
『チャイナフリー』サラ・ボンジョルニ
中国製品なしの生活を一年やってみました・・・・以上おわり。
別にたいして深くない話 拾い読みだけで、まぁいいか。
予想通りの内容にしか読めませんでした。

2008年11月25日 (火)

『さらば財務省』高橋洋一

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

著者:高橋 洋一

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白
『さらば財務省』高橋洋一
期待していたものより迫力は少ない印象でした。
私としては、もっとこうドロドロした怨念が伝わってきたり、ノーパンしゃぶしゃぶの話やら、だれそれが、こんなヒドイことしていた風の暴露話を想像していたものですから・・・( ̄Д ̄;;
p71 2008年8月 日銀がとったゼロ金利政策の解除に、クルーグマンは「これは失敗する」
「日銀は市場には資金が『ジャブジャブある』というが、真っ赤な嘘だ。日銀がハイパワード・マネーを増やしてデフレを解消し、穏やかなインフレにしない限り、日本経済は立ち直れない。それもせずに、ゼロ金利を解除したら、、日本経済は壊滅状態になる」
かのクルーグマンがこうおっしゃっていたのですね。まだ判断するには早すぎますが、クルーグマンの言う通りになりそうですね。
p157 「公務員住宅などの国有財産は民間に所有権を移した方が、財政の観点や資源の効率利用の観点からいっても望ましい。その上で民間から借りればいい」
財務省は「国有財産は必要だ」
そうですね、こういうところはなぜか民営化とか市場原理を導入しないんですよね。ったく財務省は・・・。
p183年金はバランスシートで見れば破綻寸前。政府が約束している給付金は今の保険料では将来的には、まかなえなくなる
p191 1995年大蔵省理財局に勤務していた著者が、初の国のバランスシートを作成していたが、他部局からの猛反発で幻に、反対理由は明白「そんなものをつくると、国の隠れ資産と隠れ負債が白日の下にさらされてしまい、われわれに都合が悪い」
p192財務省の主張する834兆円は「粗債務」で、国際的にしばしば使われている「純債務」ではない。粗債務は政府が持つ膨大な金融資産を差し引いていない。日本政府ほど政府が多額の資産を持っている国はなく、2005年末に発表されたがくでは538兆円にもあがる。
増税ありはトリック
このあたりの数字を出しての突っ込んだ話は素直に頷けます。
でも書きましたが、財務省と高橋氏どちらを信じるかと言うと私は後者ですね。残念ながらマスコミはあまり取り上げませんが。
p194
2007年10月17日に経済財政諮問会議が示した資産について
最も楽観的な資産でも8兆円の増税が必要になり、どのみち増税は避けられない運命だと思わされてしまう。
p194 2007年10月17日に経済財政諮問会議が示した試算
  1. 18年間は長すぎる「マクロ計量モデルの長期計算はできない」エコノミストの常識 せいぜい5年程度
  2. 歳出の増え方:社会保障は1/3にすぎない無駄がある公務員人件費や公共投資なども伸ばそうとしている
  3. 名目成長率の低さ 2-3%は低いのではないか?
  4. 金利の設定
これですよ、これ!
財務省のウソ!!
ちゃんとこの辺りのデータを出してくれればだれもが納得するのに、なかなかこういうロジックは出てきませんよね。
あとは、公務員制度改革の話など。
ほんとうに頼みますから公務員制度改革をやりましょうよ。
高橋氏のような学者肌の元官僚からの情報発信は貴重です。
これからも、高橋氏の発言を要チェック!

2008年11月24日 (月)

実際日本の借金は?

2008年11月号 『エコノミスト 投資の達人』より
高橋洋一氏の言葉よりp54 
米国債 100兆円 を含めて政府の資産を全部足すと700兆円あります。
世界標準では、資産を差し引いて、借金は300兆円と言うんです。
あれれ、いったい日本の借金って実際はいくらあるんでしょう?
財務省は800兆円とも1000兆円とも言ってますが・・・
857兆4834億円となっておりました。
でも、高橋氏の試算でいけば、なんだか 子や孫の代に迷惑をかけずやっていけそうな気がします。
無駄な公務員の天下りなんかをカットすればOKじゃないのですか?
 『エコノミスト』増刊10月号2007年 民主党前原氏談
「天下りをしている官僚の数は、現在約2万8000人います。それを受け入れる外郭団体が約4500あって、毎年約12兆円近くの補助金が流れている。」
早く選挙ないかなぁ。政権変わっても公務員改革はできないかもしれない。でもなにかが変わらなきゃね!

2008年11月17日 (月)

『おい、ブッシュ、世界を返せ!』

『おい、ブッシュ、世界を返せ!』
51k24rrtmpl__sl500_aa240_ 2003/11/29 マイケル・ムーア
やっと、ブッシュ政権の終わりも見えてきました。本当に長かったですね。さて、世界は元通りになっていくのでしょうか?難しいと思いますが、ブッシュがむちゃくちゃにした頃よりはよくはなっていくのでしょう。
さて、本書ですが、ブッシュの9.11以降対テロ?の名のもとに行われた「ブッシュの戦争」について、公開された情報を徹底的に調べまくっています。
p19 退任していくクリントン政権の高官たちからオサマ・ビン・ラディンについての警告を受けたのを喧嘩腰で無視した弱みがあるからか? Michael Elliot et al They hada a plan  time magazine.august 12 2002
p37 9.11テロについて なぜ、議会が調査報告書をまとめたときそこからサウジアラビアが攻撃に果たした役割について28ページ分を削除させたんですか?
テロリストではなく、軍事攻撃で十分な訓練を受けた先鋭中の先鋭だったら?
はじめから大義のなかった戦争ですが、われわれはイラクのテロリストが9.11を起こしたと思い込まされているようですが、実はサウジアラビアなのですね。
p57クリントン は ユノカル やエンロンやハリバートンがテロリスト 国家と商売するのを許さなかった。そこで、エンロンはクリントンゴア枢軸を倒すべく、ブッシュの最大の支援者となった。
さて、バラク・オバマはどのようにアメリカの秩序、世界の秩序を構築してゆくのでしょうか?よい時代の訪れを期待しております。
p167 僕たちが戦いを挑むべきテロリストは国内にいる。問題意識はそちらに向けるべきだ。いつの日か国民が再び正当な手続きで大統領を選べるようになり、金持ちが社会的責任を果たすようになる時まで
ガラでもありませんが、一市民の私たちも戦い続けなければならないのかもしれません。
そういえば、日本の衆議院解散総選挙はまだ?

2008年11月12日 (水)

『サブプライム危機はこうして始まった』

サブプライム危機はこうして始まった 決定版 アメリカからの最新リポート

サブプライム危機はこうして始まった 決定版 アメリカからの最新リポート

著者:ブルース E ヘンダーソン,ジョージア ガイス

サブプライム危機はこうして始まった 決定版 アメリカからの最新リポート
p30
結局、借り手の債務不履行がわずかながら表面化してきたとき(実際は、そのときすでに背後には何十万件もの滞納や返済不能が発生していたのだが)、ずさんな産業全体の仕組みが、瓦解
そりゃそうだよね。返せるわけないじゃん、日本であった「ゆとりローン」みたいなものでしょ?何も学ばなかったのかな?やっぱりそういう意味ではバブルだったのですね。
そこまで、アメリカの住宅状況がバブルに浮かれていたなんて気づきませんでした。
『差し押さえられた夢2008年の状況』
「サブプライム住宅ローン危機は、たくさんの低・中所得者層の人たちからその富の大部分を略奪してしまった。その富とは彼ら裕福でない人たちの、主な、いや唯一の試算である自分の住宅だ。 (中略) 試算ではこれにより合計1640憶ドルから2130億ドルもの有色人種の富が奪われてしまった。この数値は米国市場、有色人種にとっての最大の損失となっている」
世界的にヤバイ状況ですね。さてそれではどのように対応したら良いのでしょうか?
p190 もっとも重要なことは「お金」が持つ本質的な「意義」「機能」また「お金」が絡む場合の「相互信頼」の重要性、そしてローンなど「信用制度の意義」と「利用の仕方」についてみんなの習熟度をまずは高めること
    • 政府の介入
    • 格付けの厳格化
    • 企業倫理
「ウォールストリートには、”コストがいくらかかろうが、勝利することが肝心”だとするカルチャーがある勝利すれば誰のドリームよりも大きなものを手にすることができる」
もうね、そんな間違った文化を正した方がいいですよ、ほんとに!
アメリカや中国的?文化よりも日本文化の方が理想的な気がします。
がんばれ日本!
でも、くたばれ官僚主義!!

2008年11月10日 (月)

『なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか』

なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか―企業と家計に、いま必要な金融力

なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか―企業と家計に、いま必要な金融力

著者:北野 一

なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか―企業と家計に、いま必要な金融力

豊かになったはずの日本ですが、生活の実感として豊かさが感じられないのはなぜでしょうか?

相変わらずの長時間労働の毎日ですし、通勤ラッシュや住宅事情・・・

それほど豊かでなくてもいいので、生活の実感として豊かさを享受したいものです。

本書では、

『人間を幸福にしない日本というシステム』http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_482d.html

『日本は金持ちあなたは貧乏』http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-0076.html

などとも通じる、根本的な日本の経済制度に対する言及もなされております。

p116 いずれにせよ、豊かさを実感できないのは、少数の生産者が保護されている結果、物価が高いからだ。多数(生活者)の犠牲の元に、少数(生産者)が利益を享受していることになる。
p132生活者から搾取した超過利潤を、生産者の守護者である政治家と官僚が分け合った。その分、我々の生計費は割高になった。
面白かったのは
p113の記述 1986年大前研一の新国富論 1ドル150¥は過大評価、生活実感にあうレートは1ドル300¥ 
年収1000万円でも3万ドル程度とのこと、実際の生活実感としては本当にその程度かもしれませんね?
しかし、もし1ドル300円の生活実感だと現実のこの為替レートとくに今の円高はどう説明すればよいのでしょうか?はたまた、このギャップをどのように利用すればよいのでしょうか?
円貨を稼いで海外でドルベースの生活が理想的ということなのでしょうか?
取りあえず、引き続き英語の勉強をしてゆきます。

2008年10月30日 (木)

『アメリカ弱者革命』

報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか

報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか

著者:堤 未果

報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか

以前ブログで取り上げた『貧困大国アメリカ』の元となっているような本作http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-4f0e.html

これでもかこれでもかと目を背けたくなるような事実が書かれております。

日本に生まれ育ったことを感謝したくなります。

日本の政策とかアメリカ追従にyesと言っているわけでなく、とにかく、多少貧乏でも軍に入って戦争に行かせられることはないのですから。それだけでも感謝!

本当に私はこれからもアメリカに投資し続けて大丈夫なのだろうか?すごく不安になってきます。まだ、日本や中国の方がそれでも少しはマシだよなぁ・・・?今後革命的な出来事が起こりうるのかなぁ?

まずは、『貧困大国アメリカ』を読んでみてください。そして、もう少し知りたくなったら本書をお勧めします。

2008年10月27日 (月)

『貧困大国アメリカ』

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)

著者:堤 未果

ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)
『貧困大国アメリカ』堤未果(つつみみか)
前回のエントリーで「中流が消えるアメリカ」を書きましたが、http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-f4b7.html 
そうすると、当然今度は貧困へと突入しゆきます。
本書では、その貧困に焦点を当てて書かれています。
「貧困」の行く先が「戦争ビジネス」大儲けのための「人身売買」のようで読んでいて暗い気持ちになります。
ともかく、現代のアメリカ、そして世界情勢を読み解く上で必読書と言えましょう。
  • 貧困と肥満・不健康
  • 新自由主義の危険性
  • メディアと戦争
  • 貧困と戦争ビジネス

などなどについて鋭い切り口で語られています。

現代の行過ぎ「市場原理」について
p146
かつて「市場原理」の導入は、バラ色の未来を運んでくるかのようにうたわれた。競争によりサービスの質が上がり、国民の生活が今よりももっと便利に豊かになるというイメージだ。だが、政府が国際競争力をつけようと規制緩和や法人税の引き下げで大企業を優遇し、その分社会保障費を削減することによって帳尻を合わせようとした結果、中間層は消滅し、貧困側は「勝ち組」の利益を拡大するシステムの中にしっかりと組みこまれてしまった。グローバル市場において最も効率よく利益を生み出すものの一つに弱者を食い物にする「貧困ビジネス」があるが、その国家レベルのものが「戦争」である。
 「ブラックウォーター社」や「ハリバートン」などの民会会社が戦争を請け負い、そして貧困層が「安い労働力」として消費される社会
狂っているとしか言いようがないですね。
いま、私が少し心配しているのが「大恐慌」→「戦争激化」の流れです。最近1920-1940年代くらいのニュースビデを見すぎているせいでしょうか?
できるだけ多くの人がこのような状況の存在を知るべきでしょう。

2008年10月26日 (日)

『「中流」が消えるアメリカ―繁栄のなかの挫折』

51639aj6v4l__sl500_aa240_

『「中流」が消えるアメリカ―繁栄のなかの挫折』稲葉 陽二 (著)

 1996年11月に出版された本です。

 興味深かったのは、p124 航空機スタッフの賃金について

'75~'89までのインフレを考慮した実質賃金は

  • セカンドオフィサー  -51.8% 半分に減ってる(´;ω;`)ウウ・・・
  • ファーストオフィサー -19.3%
  • メカニック       -13.6%
  • 機長          +1.3%  機長だけなんとかプラス

ちなみに、p180ではアメリカのパイロットの平均年俸水準 

  • 小型ジェット 7-9万ドル
  • 大型機    10万ドル以上

だそうです。しかし、10年以上たった現在ではこれよりもっとひどいようです。ソースが探せなかったのですが(雑誌のコラムか?)、にわかには信じがたいのですが、初年度の年俸なんて1万ドルとか2万ドルとかそういうレベルらしいです。

技術進歩に追いつけない人、規制緩和でダウンサイジングの犠牲になる人、発展途上国の労働者と競合する人などはどんどん中流からこぼれ落ちる。そして、中流から這い上がろうにも教育の一層のエリート化や教育費の上昇がこれを阻んでいる状況

とにかく、本書では、10年後のアメリカあるいは日本の状況を非常にするどく読み解けていると感じました。

2008年10月23日 (木)

『アホでマヌケなアメリカ白人』

アホでマヌケなアメリカ白人
アホでマヌケなアメリカ白人

著者:マイケル ムーア

アホでマヌケなアメリカ白人
前回のエントリでも書いたようにアメリカ特集
しかし、まぁ のっけからすごいですね。
p30 キャサリーン・ハリス ブッシュの大統領選挙運動の副委員長で、さらに選挙を管理する立場にあるフロリダの州務長官でもあったこの女が、データベース・テクノロジーズ社に400万ドル支払い、フロリダの投票者名簿をチェック、元犯罪人であると疑わしい人間を全員名簿から削除した。
NHKの週刊こどもニュースでは、いたいけな子供たちにこの(リンク先参照)ように説明されているさなか、このようなことが行われていたなんて・・・http://www.nhk.or.jp/kdns/hatena/00/1111.html
ちなみに、
ジェブ自身の妻は昔、1万9000ドル相当の宝石を無申告で国内に持ち込もうとして、入国管理局につかまったことがある。
そうです。
p39軍隊内の投票者
ニューヨークタイムズの指摘によると
  • 投票日当日、もしくはそれ以前に投函された形跡のない票が344票
  • 合衆国内の消印の押された票が、183票
  • 必要な証明情報のない票が96票
などなど、勝ったのはのはゴアとのことです。
P65 ブッシュが就任してからやったこと
  • ブッシュ:連邦の図書館費を3900万ドル削減
  • 医師の小児科教育費用を3500万ドル削減
  • 再生可能エネルギー研究費を50%削減
  • 公立病院などで、健康保険の無い人々に援助する「コミュニティ・アクセス・プログラム」を86%削減
  • などなどなど・・・・

ブッシュに関してはさらに以下のような記述。もう、無茶苦茶ですね。ブッシュが愚かものであることは、誰もが知るアメリカ国家の最大機密ですが、ここまでひどいとは思いませんでした。

p70子供の頃に読んだ一番大好きな本は『はらぺこあおむし』残念ながら、出版は大学を卒業した後
p73 ブッシュ 石油のベンチャーやメジャーリーグを買うのを手助け 
 20年の間、仕事らしい仕事はしていなかった。
とにかく、文句を言うのは誰にでもできることなのです。ムーアは以下のように提言しています。
p300 自分が前線に出もせずに泣き言ばかりいうやつにはへどが出る。貧しいもののために戦い、逮捕の危険を覚悟し、頭に棍棒を叩き込まれ、週のうち何時間かをつかって本当の市民になろうと努力することそれが大切なんだ。
私も、ブログなどでこんなひどいことがあったのだとしっかりと書き記しておきます。
今後のアメリカ投資なぁ~?どうしよう、経済の先行きと大統領選後の成り行き見るしかないのかな?

2008年10月22日 (水)

『底抜け合衆国』

『底抜け合衆国』町山智浩2004年9月6日
41kez23styl__sl500_aa240_ しばらくはテーマとして、「アメリカ合衆国」でいきます。
著者はアメリカ在住の映画評論家です。
最近 読んでショックを覚えました。
p26 2000年大統領選  ゴアよりブッシュが勝ったと報じられたが フロリダでは2週間も票を数えなおしている。
ブッシュの弟であるフロリダ州知事ジェブ ・ブッシュは実は5万8千もの投票を「過去に犯罪歴がある」という理由で無効にしていたのである。そのうち95%は犯罪とかかわったことがない人たちだった。彼らの半数は黒人かヒスパニックで、民主党支持者だった。
ちょうど、その頃 仕事が忙しく朝から夜中まで働いていました。
アメリカ大統領選挙のウラでこんなことが行われていたとはなぁ(lll゚Д゚)
そういえば、2001年9月11日のテロの際も、ワールドトレードセンターに航空機が突っ込んでいくシーンが職場のテレビから何度も何度も流され続けていたな。
本書より
覚えておいて欲しいのは、アメリカは歩ツンポツンと点在する大都市だけが「先進国」で、それ以外は、広大な田舎と未開の人々の国なんだってことだ。
ちなみに、それを踏まえて、著者の最新作はこちら (すみませんこちらは未読です)

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

著者:町山 智浩

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
グローバリズムについて
p140 テレビはグローバリズム、や資本寡占化環境破壊への批判をめったにしない。張本人だからである。政府批判もなし。体制の一部だからである。結果テレビの報道番組が告発するのは小さな企業の詐欺事件とチンケな犯罪者ばかりだ。
日本だってそうですよね。『報道の自由』よりも、報道されない真実のほうがよっぽど重要かつ根本的な問題ですね。
p171そもそも陪審員制度は、イギリスから独立した開拓期のアメリカで、、司法のプロが絶対的に不足していたために実施された便宜的制度に過ぎない。大衆が人を裁けば魔女狩りになるに決まっている。だからユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、国家を通じて神が認めた専門家以外が人を裁くことを固く禁じた。
日本の裁判員制度もこのような魔女狩りになっていくんだろうな。いやだな!誰がこれをやろうと言い出したんだ。国民の大多数は嫌がっているというのに。
そのほか「タスキジー実験」や「トンキン湾事件」
ウダイ、オサマビンラディン、金正日、ブッシュ、小泉潤一郎などについても金持ちのバカ息子とひとくくり。
なかなか興味深い、アブナい話も盛りだくさん。やはりマスメディアが伝えない情報も重要ですね。

2008年10月21日 (火)

『ニッケル・アンド・ダイムド』

ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実

ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実

著者:B.エーレンライク

ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実

ちょっと昔のベストセラーです。

タイトルのNickel and Dimedとは、5セント硬貨(ニッケル)と、10セント硬貨(ダイム)のこと、転じて「取るに足らない」という意味合いです。棄民政策のようなニオイを感じます。

訳者あとがきより:曽田和子 2005年「カトリーナ」の際、え、車がない?あの車社会のアメリカで?「車もガソリン代もない」ような低所得者たちは、東西冷戦終焉後、唯一の超大国となったアメリカに実は何百万人もいたのだ。同じアメリカに住む富裕層にとっても、自分たちの生活を底辺で支えてくれているはずの彼ら貧困層は「見えない存在」なのだという。
私も、そう思ったのですが、ハリケーン「カトリーナ」の際、車などの移動手段がなく、逃げ出せない人々が多くいるのを知ったのが衝撃的でした。
本書より、
全国平均で、ワンベッドルームのアパートメントを借りるためには時給8ドル89セントの収入が必要ということだった。公共政策のための実証分析センターは、一般的な生活保護受給者が「食べていける賃金」の職につける割合は、およそ98人に1人と見ていた。
そりゃ、そうだよな、時給5ドルとか6ドルじゃ、食ってはいけないよね。日本も、すでにそういう状況だけど、しかし、今回の金融メルトダウンでますます状況はひどくなりそうですね。
就職の前に必ず受ける、性格検査と、薬物の尿検査。医療機関でもないのに・・・屈辱的な方法で採尿を指示されることもあるらしい
p232店の成功はすべて私たち「仲間」にかかっていると教えられた。実際、制服の鮮やかなブルーのベストには、[われらがウォールマートは人こそ宝]と書いてある。だが、そのベストの下には、慈善に頼り、ときには施設収容される生活が隠されているのだった。
p290私たちが持つべき正しい感情とは恥じである。誰かが生活できないほどの低賃金で働いているとしたら、たとえば、あなたがもっと安くもっと便利に食べることができるためにその人が飢えているとしたら、その人はあなたのために大きな犠牲を払っていることになる。
などなど、一体どうしたらそんな状況になっちまったのだろう?
そのような状況を踏まえて、モノを買うにも、食事をとるにも、選挙に行くにも一つ一つの行動を大切にしなきゃいけないですね。
とにかく、ボッーとしてると否応なしに飲み込まれいく世の中です。
この本は今回の金融危機後にまたブレイクしそうな予感です。
でも、本当は『貧困大国アメリカ』堤未果(つつみみか) こっちの方おススメです。

2008年10月 8日 (水)

『続ける技術』 市場の恐怖に打ち勝つためには・・・

1ドルが100円を切るのはある程度織り込んでました。

ダウが1万ドル切るのは、ひょっとしたらあるかもしれないと思っていました。

しかし、日経平均が1万円を割り込むとは思っていませんでした。

恐怖です Σ( ̄ロ ̄lll) 。

市場の暴落に怯えきった投資家に!「怯えるんじゃない、大丈夫、きっといつかは上がるのだから・・・今は我慢しろ!」などと言っても無意味でしょう。誰だって恐怖です。この先どうなるのか不安です。

しかし

感情はコントロールできない

でも

行動はコントロールできる

だから、投資を続けられる。

「続ける」技術

「続ける」技術

著者:石田 淳

「続ける」技術

べつに、恐怖を飼い慣らそうと思ってはいません。ただ、毎月コツコツ買い増してゆくというのは、行動です。その行動にフォーカスを当てれば、それを続けてゆくこと自体はできそうな気がします。

本書では、行動にフォーカスを当てて、「続ける」ための技術を伝授しております。主には、ダイエットや禁煙、それから英語の学習などの身近な例が出てきますが、長期投資にも使えそうです。

そういえば、本書で進められている契約書を私も書いていましたhttp://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_9a6e.html

もう1回読みなおして今月の投資に備えたいと思っております。ただ、かなり、安くなったので、また比率も理想より外れそうになっているため、購入前にチェックが必要だろうかと思います。

2008年10月 5日 (日)

『英語で鍛えるロジカルシンキング』

英語で鍛えるロジカルシンキング!

英語で鍛えるロジカルシンキング!

著者:本間 正人

英語で鍛えるロジカルシンキング!
『英語で鍛えるロジカルシンキング』本間正人2002年8月5日 日経BP
英語とロジカルシンキングをいっぺんに勉強しようと思いました。
さて、本書で面白かったのは
正方形を同じ形同じ面積に4等分する方法は何通りあるでしょうか?
などというくだり。
正解は書きませんが、頭は軟らかくしておかなければなりませんね。
それにしても、なぜ、日本語の空疎なかけ声
  「次代を担う青年」 や 「分野別の強みと弱み」などという言葉はなんとなく耳に心地よく響きますよね。なぜなのでしょうか?すでに、日本語のDNAに刻み込まれているからなのでしょうか?よく考えると、あまり意味のない修飾語とか、立派なことを言っている風で実は中身がない言葉は日本語に多いですね。
p67公用語・外国語として英語を使っている人は 17億人 というほど、broken Englishが最大の言語となっております。
来月TOEICを受験することにしました。
ちなみに、ロジックの方は
ロジックのABCDDF
  • A:analysis
  • B:because
  • C:comparison
  • D:definition
  • E:example
  • F:fact
というフレームワークで考えるとよいということでした。

2008年9月24日 (水)

『日本は金持ちあなたは貧乏』

日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?―普通の日本人が金持ちになるべきだ

日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?―普通の日本人が金持ちになるべきだ

著者:R.ターガート マーフィー,エリック ガワー

日本は金持ち。あなたは貧乏。なぜ?―普通の日本人が金持ちになるべきだ

1999年3月 発行 金持ち父さんよりも古いのですね?

金持ちへの3つの条件 たいていの日本人は2つは満たしている。p19

  1. 定期的に貯蓄すること
  2. 辛抱強く待つこと
  3. 貯蓄を適切に投資すること
日本人が満たしているのは当然、1.2 ただ、最近はそれも怪しくなってきて様ですが、少なくとも今のところ私には当てはまりそうです。
それで、問題の3.なのですが、まずは貯金の利子が何であんなに低いのだろうか?という疑問に本書では答えております。
p54貯金は安全だろうか? なぜ、利子がこんなに少ないのだろうか?もっと安全でもっと利益の出る方法、できたらその両方が可能な方法はないだろうか?
要するに
p56 日本の銀行がしていること
  1. 数多くの半官半民の企業の資金にまわされる。これらの会社の主たる存在目的は、退官した官僚に仕事を与えること。平たく言えば、気前のよい年金を別の名前で支払っている
  2. 人目を引く大々的な公共事業に使われる。上越新幹線、横浜ベイブリッジ、瀬戸大橋 などこれらの巨大プロジェクトは、巨額のコストを正当化するにたる具体的な経済効果をもたらさない。
  3. 当時の大蔵省が郵便貯金をはじめとする政府管掌下の貯金を、外為市場、株式市場、日本の国債相場などを自分たちの望ましいと思う範囲内に保つために使われている。
そうですねぇ、自分たちの貯金したお金が 採算の合わない投資資金になっているのなら、 別の採算が合う リターンが得られるところで運用しますわなぁ。
だれが、身銭を切ってそしてリターンを求めてほとんど誰も通らない橋や高速道路に投資しますか!!
p126 企業に説明責任をはたさせ、日本経済に活力を取り戻すために、日本の家庭は決定的な役割を演じることができる。企業に説明責任を要求すると約束した政治家に投票すればいいのだ。また日本の家庭は貯蓄を分散させて、見返りが少ないのに産業界に安い資金を提供するのはもうごめんだという抗議の意思を表明できる。
いいこと書いてますね。われわれもそのように意識して行動する必要がありますね!
本書ではp136前後の「ラスコブの論文」の話が面白かったです。  

このジョン・ラスコブさんですが、「株は儲かる」的な論文を発表後に大恐慌が起こり、笑いものになったそうです。

p136しかし本当に彼の助言に従っていれば、例え大恐慌の前日に投資を始めても、その後の30年間毎月15ドルずつ投資することにより、合計6万ドル(ラスコブは8万ドルになると予想)の資産を持ち、年の平均利回りはなんと13%だった。

ちなみにググってみますと、http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=70155&servcode=100&sectcode=120 なぜか、韓国新聞?中央日報
バブル崩壊後の日経平均ドルコストについて
>確かに、Buy & Hold ではそうかもしれませんが、下がり続けている最中に定期的に
>買い続ければどうなのでしょうか?
への回答ともなっております。
どんなに下げても買い続ける意志あるいは仕組みが必要ですね。
とにかくこれですね↓
  1. 定期的に貯蓄すること
  2. 辛抱強く待つこと
  3. 貯蓄を適切に投資すること

2008年9月23日 (火)

『バブル再来』

バブル再来

バブル再来

著者:ハリー・S・デント・ジュニア

バブル再来
『バブル再来』"The Next Great Bubble Boom" は2004年6月 ハリー・S・デント・ジュニア
2004年ならギリギリ売れるかもしれませんが、2006年5月日本語版じゃあ、ちょっと厳しいでしょう。
そして私がこれを読んだのが2008年8月 ってオイ、2008年後半から2009年までに、NYダウ平均が35000-40000ドルだって、はぁ~sad?1万ドルきるかもしれないっていうのに
まぁ、いいや
人口動態によるバブルがkeyのようです。たしかにどっかで同様の論述を見たような気がします。でもそれなら5-10年ぐらいずれてもありなのでしょうか?
2020年ぐらいには2万-3万ドルはあるかもしれませんね。
でも、人口動態なんて、結局は長期的なチャーティストなのかと思えてしまいます。むしろ、「実質GDPと電力消費量の関連」なんかの方が使えそうです。
ちなみに『統計数字を疑う』門倉貴史 p213で 中国国家統計局 中国の実質GDP成長率と電力消費量の伸び率との乖離ついて興味深い内容が書かれていました。ようするに、中国の統計はあてにならない、と。
p286、もし1965年にダウ工業株平均を買っていたら、14年後の1982年後半にはインフレ調整後で70%の損失を抱え、ようやく収支が合うのは28年後の1993年だった。
1989年に日本で日経平均を買っていたら、1992年までに67% 13年後の2003年前半には80%の損失をかかえていただろう
確かに、Buy & Hold ではそうかもしれませんが、下がり続けている最中に定期的に買い続ければどうなのでしょうか?
神田昌典氏が監訳者ということも、少々興味を覚えましたが、内容に関してはそれほどのものはないと思われます。
もっとも、私のような20年30年先を考えた長期投資家にとってはバブルなんて全くありがたくはないですが。

2008年9月22日 (月)

『まぐれ』

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか

著者:ナシーム・ニコラス・タレブ

まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
読後感がなんだかすっきりしません。
「成功の法則」のひとつに他人の悪口を言わない というのがあります。
で、著者は前書きでおもっきり『となりの億万長者』をこき下ろしています。
『となりの億万長者』の勘違いした著者の一人が『なぜ、この人たちは金持ちになったのか:億万長者が教える成功の秘密』という輪をかけてバカな本を書いている。
統計の取り方や生存バイアスなど言っていることはわかるのですが、それを書籍として一般向けにこのような書き方で語るのはいかがなものかと思われます。
もっともこの統計のウソなどについて知らしめそして注意を促す対象はマスコミだと思われます。
たとえ、社会科学的な見地から『となりの億万長者』が統計として不正確だとしても、研究としては立派ですし、それからある一定の結論めいた見解を述べるはありだと思います。
せめて、ブログかメールでの議論程度にとどめておくべき内容かと思われます。実際、構成ががあまり系統的ではなく、むしろ、ぶつ切りで議論や例が出てくるため読みにくいです。
翻訳の影響で読みにくいのかと思いましたが、訳者の望月 衛氏はジムロジャーズや『ヤバい経済学』などでおなじみの方ですのでそれも違いそうです。
p v 確率とは、私たちの知識が不足していて、確実なことは分からないと認めることであり、自分の無知を相手にするために作られた方法なのだ。
p xvii 『いじわるな遺伝子』のテリー・バーナム と議論したなどとも書かれています。深くは関わりませんが、『いじわるな遺伝子』は読み物として大変面白いです。
まぁ、そんなこんなで次作の『ブラックスワン』を今すぐどうしても読みたいという気にはならないのでした。

2008年9月21日 (日)

『ジムロジャーズ中国の時代』

ジム・ロジャーズ中国の時代

ジム・ロジャーズ中国の時代

著者:ジム ロジャーズ

ジム・ロジャーズ中国の時代
『中国投資の王道』http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_864b.htmlとあわせて読みたい本ですね。
本書では、各テーマにそってさまざまな銘柄が挙げられていますが、おそらくこれは書いたとたんすぐに古くなっていると思われます、書籍で挙げるのは無理がありそうです。
個々の銘柄なんて、ましてや中国の情報収集などははなからあきらめているため、投資に関しては『中国投資の王道』で挙げられていたETFを購入しようと思っております。
いくつか、参考になった点:
p60 PRS (ポリティカル・リスク・サービシーズ)グループ2001年以来中国を「低リスク」国 スコア50点満点で47.5と判定。ちなみに 日本は46点 米国30.5
リーマン、AIG問題で大揺れに揺れているアメリカは 経済基盤もヤバく やはり high risk なのでしょう。
中国と並び、今後の成長が期待されているインドに関しては「インフラ整備かなり遅れている」ため相変わらずnegativeですね。
p177 1980年代にニコンをぶら下げた日本人がルーブル美術館やピラミッドへ押しかけたその時と同じように中国人が大挙してやってくる。日本人はさざなみ程度でしかなかったが、今度の中国はBIG wave
たしかに、もうすでに、中国人観光客は結構いますものねぇ。
 
なんだか、アメリカは超ヤバイ 日本はさらにヤバイそうだし、そうすると、残るのはやはり中国なのかなぁ?とりあえず、ユーロ資産とオーストラリア、ニュージーランド資産をふやそうかな?そんな心境になりました。
中国への投資を増やしてゆこうとは考えておりますが、食品の安全だけは何とか守ってくれよ!と思う今日この頃でした。

2008年9月 8日 (月)

『人間を幸福にしない日本というシステム』

人間を幸福にしない日本というシステム

人間を幸福にしない日本というシステム

著者:カレル・ヴァン ウォルフレン

人間を幸福にしない日本というシステム
特筆すべきは毎日新聞社
昔はいい仕事もしていたのね・・・1994年11月出版です。
それはさておき、本書ですが

【1】偽りのリアリティってなに

【2】シカタガナイで終わってしまう日本人をどうすればよい

【3】日本の悪いところの順番は、また変える優先順位は?

  • マスコミはどうなるべき?
  • 官僚主義はどうなるべき

【4】バブルの真犯人は?

などの点が本書を読む上で、気になるところでした。で、私なりの解答ですが

【1】日本は「偽りのリアリティ」例えば日本は民主主義国家であるとか、日本は法治国家であるとか、実際はそうでもないのに そのように思い込まされている状況について述べられております。そして、その根本にあるのは説明責任と透明性がない「官僚機構」とあります。 

【2】とにかく、勇気をもって正しいことを言うこと。行動すること、シカタガナイであきらめてはダメ

【3】まずは官僚機構 説明責任と透明性がない

・マスコミは?

p286民主主義の実現を阻止している もっとも重要なのがプレス。報道機関は日本の市民が集中的に攻撃を仕掛けるべき最も身近で重要な対象だ。

そういえば、毎日ヘンタイ新聞報道に関するアプローチもこの提案の実践のようなものかもしれません。成り行きを注視しております。これがうまくいくようだと、もっと社会や政治的な意味でより良い日本への一歩となるかもしれません。

・官僚主義は?

p137日本の市民は、官僚が日本ほど放任されている大国はないという事実に気が付くべきだ。まずはここから

【4】バブルの真犯人は?

p204 結局、日本の主要企業の投資資金は、保険会社や信託銀行を経由して株式市場に流入した家計部門の貯蓄によって賄われた。官僚がバルーンの空気を抜くことで市場が崩壊した今となっては、家計部門と金融機関からは何兆円もが消えてなくなった。
家計部門から産業部門への一挙に加速された富の移転にすぎなかった。
また、バブルについては
p180バブルには泡ではなく、ゴムの幕か皮の幕があったのでは、それだけ膨らませたりしぼませたりする余地があった。

とも述べられております。バブルで一番得をしたのは?それは企業!

さて、それ以外でも
p63ほとんどの日本人は、日本の経済システムの仕組みや、日本社会が産業優先の国策にしたがって人為的にゆがめられてきた事実を知らないままだ。
こりゃあいかんね!本当にイカン!
p64戦後日本の二つの偉業は-経済の奇跡と中間階級の抑圧-は日本人の個人生活の犠牲の上に成り立っている。
家庭生活の質や個人の人格形成に、日本ほど企業が大きな影響を与えた国は、他にまず例がない。
と、前回のエントリで述べた『最後の社会主義国家日本の苦闘』レナード・ショッパhttp://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_e848.html
とは違う まっとうな論述をされております。
はやく、「日本官僚連邦FBJ (the Federated Bureaucracies of Japan)」が解体すればいいのと思う今日この頃でした。

2008年9月 7日 (日)

『最後の社会主義国家日本の苦闘』

「最後の社会主義国」日本の苦闘

「最後の社会主義国」日本の苦闘

著者:レナード・ショッパ

「最後の社会主義国」日本の苦闘
『最後の社会主義国家日本の苦闘』レナードショッパ
子供時代を日本で過ごしたという著者だけど・・・?
日本の崩壊:「企業」と「女性」の犠牲で成り立っていた。「女性」は分かるけれど、企業は違うだろ!企業を支える個人の犠牲じゃないの?
というわけで、ちょっと疑問に思った書籍でした。
p10 著者があって話したのが、八代尚弘、川本明 川本裕子 どうなんだろ?ちょっと偏っているのかもしれない?
どうしても「企業」の犠牲がピンとこないのですが、どうやら
  • 不況になってもレイオフできないのは規制に縛られているから
  • 電力、金融サービス、建設、輸送、小売などに高い料金を払わざるを得ないのは、これらの部門が政府の規制や規則によって保護され、市場における自由競争をまぬがれているためである。
このあたりが根拠のようです。でもそれなら別に企業の犠牲じゃないだろ?と思います。つまるところ、それらは、すべて個人の犠牲なのではないでしょうか?
これが、例えば1990年くらいの出版なら分からなくもないのですが、2007年出版というとちょっと現在の状況との認識のずれを感じてしまします。20年近く温めていた話なのでしょうか?
『人間を幸福にしない日本というシステム』カレル・ヴァン・ウォルフレンの方がより日本の実情に沿っていると思います。

2008年9月 3日 (水)

『中国投資の王道』2

『中国投資の王道』2 バートン・マルキール
つづきです。
現在の中国は効率的な市場ではない。逆にいえば、プロやインサイダーや仕手がしきっている状態とのこと。
そのような市場ではETFに勝つ投信が出てくるだろうが、まぁETFで良いのではないかい。H株は効率的になりつつある。
株式以外には債券、不動産、美術品なども述べられているが、いまいち自分としては興味なし。まあ ありなのはREITくらいでしょうか。
p222 債券利回りはあまり魅力的ではないがドルベースの投資家にとっては魅力的 元高くなる
p279代表的なcommodetity ETF
  •                     ER 時価総額(百万ドル) 配当利回り 
  • バンガードエナジー   VDE   0.25 601            1.00  
  • エナジSPDR      XLE  0.24 4333           1.17
  • バンガードマテリアル  VAW  0.25 263            1.42
  • マテリアルズSPDR   XLB  0.24 990            2.12
  • iシェアーズマテリアル  IYB   0.60  637            1.76
  • SPDRメタルマイニング XME  0.36  190
p264 ETF        
  • FXI 25銘柄 H株
  • PGJ アメリカ上場のみ 香港単独上場銘柄は投資できず ちょっといわくありピンクシートで出来高すくない
  • GXC ER0.60  200銘柄
  • EWH ER0.54 出来高多い、配当率も多い不動産多い
p281最大の利益を受ける日本企業
2006年の中国の総需要の増分のうち、なんと80%が内需の増加
p297もし、個別銘柄を買うなら
  1. ルール1 少なくとも今後5年間、一株当たりの利益が平均以上の伸びを続ける銘柄か? 民間企業の財務数値は好意的にみても胡散臭いケースが多い
  2. EPSの成長見通しの割にはPERが低い銘柄か
  3. バラ色のストーリーが語れるような銘柄か
えぇ~そんな、マルキール3を言ってもいいのかぁ?
p316リスクを最小限にするルール
  1. 幅広く分散
  2. 時間を分けて時間分散
  3. コストを節約してリターンを増やす
  4. ドメスティック戦略とオフショア戦略(直接中国へ投資とUSAや日本の企業などで中国関連でもうけが出る企業)
最適なミックス戦略を!
 もし、私がやるなら まずは2800を押さえよう、しかし、これではH株? 経費率は少ないが 保有銘柄が33と少ない分GXCで200銘柄の分散。
あとは、マテリアル系
2800:GXC:XLE:XLB=40:40:10:10くらいでどうよ、しかも投資金額は全資産の10%程度それを4-5年かけてコツコツつくっていく。
そんなので、どうでしょう?あとは50年ほど寝かす!
ってもう生きていませんね?

2008年9月 2日 (火)

『中国投資の王道』

国株投資の王道

著者:バートン マルキール

中国株投資の王道
『中国投資の王道』 バートン・マルキール
しかし、あの『ウォール街のランダム・ウォーカー』を著したマルキールらしくないと思ったのは私だけでしょうか?なんだかマルキールにしては楽観しすぎのような気がします。
本書に関してですが、まずは、歴史的な背景が書かれております。この辺りは、個人的に非常に興味を持って読みました。
p19 鄭和の大航海ってすごいな、 15世紀の明帝国の宦官 300隻の船と2万8000人の兵士から構成
100年後にアメリカ大陸へ渡ったコロンブスは3隻の船と90人の水夫
その気になれば、世界を手にできたのですよねぇ、当時の中国は!
そして、文化大革命時の餓死者数:2000万人から3000万人の話やら、その後のアメリカとの関係修復の話が続きます。
私の、記憶している中国の大事件と言えば、やはり1989年天安門事件です。あれから、もうすぐ20年になるのですね。89年かぁ!その頃から、イデオロギーやら国の境界線やら情報産業やら、さまざまなことが変わっていったよなぁ。はてさて、20年後はどうなっているのでしょうね。間違いなく、中国はその国力において日本を抜いているのでしょうねぇ。
本書で挙げられているリスクについてのまとめ
【リスク】
  1. 高齢化は心配なさげ もっと日本のほうがヤバイでしょ
  2. 巨額の不良債権で破綻 4匹のアジアの虎とは違う といってますが、「今回は違う」には要注意!私としてはnegative評価
  3. 台湾・日本との対立:これは私も同様の見解、あまり深刻に考えていない
  4. 環境汚染:心配だが、よくなる方向には向かうはず:ただそのスピードが気になる?
  5. 貧富の差による社会不安:重大問題の一つとの認識:
  6. 賃金上昇で成長にブレーキ:これは私も心配していない。購買力アップだしね
  7. 発達のアンバランスが維持できない、というか後戻りできないでしょうねぇ
  8. 汚職の蔓延:これは、たしか、元中国外交官の方も書かれていたなぁ『大地の咆哮』で
  GDPの約2%が以上がマネーロンダリングだそうですが、『統計数字を疑う』門倉貴史によると、日本の地下経済:GDPの約4.3%ということで、日本のほうが問題では?
最終的には、アメリカ・中国・日本・それ以外 さてあなたはどこへ投資したいですか?どの国が有望だと思いますか?ということになるのでしょう。それに関しては、いろいろな書籍を勉強した上でまた後日書いていきたいと思います。

2008年8月28日 (木)

『米国はどこで道を誤ったか』

米国はどこで道を誤ったか―資本主義の魂を取り戻すための戦い

『米国はどこで道を誤ったか』
Vanguard 創設でおなじみのボーグル氏です。
相変わらず、言うことが一貫していますが、今回は株式投資のみならず、少し社会派的問題提起となっております。
p3資源は次世代に伝える神聖な預かり物ではなく、浪費するためにあると思い込んでいるとみえる。
などという発言からもその姿勢が垣間見れます。
これは、私も大いに共感するところなのですが、「月並みな業績にとびきっりの報酬をもらうCEO」に苦言を呈しております。もっと、従業員なり、株主に還元しろよ!
なんだか、アメリカの良心のような気がするなぁ ボーグル 
p183歴史的に見て、配当は市場リターンの約半分を占めていた 
  • p227           1950    2004
  • ファンドの総資産    25億ドル  4兆ドル 1600倍
  • 経費           1500万ドル 371億ドル 2400倍
とファンドの総資産の増加以上に経費の増加していることを憂いております。
p274マゼランファンド: 2000年以降99% S&P500と連動。コストの高いインデックスと化した。
p311ピーターリンチは、1990年職を退くとき公にこう語った。投資家の大半はインデックスファンドに投資したほうが分がいいだろう。
p337おそらくソフォクレスのことば
「異国の方、覚えておきなさい。計算こそは科学の始め、安全の母」
ということで、経費を削減し、配当をしっかり貰いそして長期に継続する方針をつらぬくべく修行する次第であります。

2008年8月10日 (日)

『ジム・クレイマーの株式投資大作戦』

全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦

著者:ジム クレイマー

全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦

これは、いいですね。ピーターリンチよりもタメになりますね。

この本で2つ 気になることがあります。

まずは、この本 本国では26$で売られていたとのこと。が、しかし日本では¥1900で売られています。いろいろな中間業者や翻訳家も入っているのなぜ、安くなっているのでしょうか? 単純に計算しても1ドル73.07円 それに、日本版のマージンを差し引くと、1ドル60円くらいでないと割に合わないのではないでしょうか?

実際、”Real MONEY”

http://www.amazon.co.jp/Jim-Cramers-Real-Money-Investing/dp/0743224892/ref=sr_1_5?ie=UTF8&s=english-books&qid=1218101715&sr=8-5

原書はAmazonで¥2955で売られています。どうやら、為替は無関係なようです。英語版、”Real MONEY”と日本語版『全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦』は別物なのでしょうか?大幅にディスカウントされるべき理由が分かりません?

さて、もう一点ですが、ジム・クレイマー氏は「投資の女神様」として奥さん(彼女もトレーダー)を持ち上げております。実際、自分がピンチの場面で何度も助けてくれたり、忘れかけそうになった投資の原理・原則を思い返させてくれます。おそらく、そのようなキャラクターづけによる脚色なのだと思うのですが、どうしてもある疑問が頭をよぎります。
だったら、ファンドマネージャーも奥さんにやってもらいたいよ!

2008年7月24日 (木)

『ソロスの錬金術』

『ソロスの錬金術』ジョージ・ソロス 1996/06
インデックス投資家にこそオススメの本です。
ただ、 推薦の文章ではソロスは優れた著述家のように書かれていたはずなのに、とてもそうは思えません。翻訳の問題なのでしょうか?
とくに、序文は難解です、購買意欲が半減します。
さて、ジョージソロスは有名なクォンタムファンドの創設者で、その成績はオッズ比473億対1(ファンドマネージャーとして1986-1993年までに記録した業績に対する)と優れた成績を叩き出しています。
(私としてはオッズ比を持ち出すのには違和感がありますが・・・)
そのソロス氏いわく、
p59私は12年以上の期間にわたって平均以上の実績を上げている、という事実からもランダムウォーク理論が間違っていることが分かるだろう。
しかし、実際はソロス氏だからこそできたとう結論かもしれませんしし、今後もずっと好成績かどうかは分かりません。
とくに本書のキモは
  1. 市場はいつもある方向にバイアスしている
  2. 市場の現在の状況は、市場の将来の展開に影響を与える
ということなのですが、それは大変よく納得できるのですが、だからといって私がそのバイアスを見つけ出せるとは思えません。また、優秀なファンドマネージャーがそのバイアスによって必ず儲けを出せるとも思えません。かりにそのようなファンドマネージャーがいたとしても、私はその方を見つけられる気がしません。
で、本書を読んで得た結論として、
  1. 市場は行き過ぎることがある。
  2. 自分では見つけられそうにない。
  3. せいぜいバリューアベレージングなんかを使って、高値圏では少なめに、安値圏では多めに買うこと。

2.に関しては、もう少しいい方法があるかもしれませんので、検討余地ありです。

ちなみに、1987年の暴落についての記述も興味深いです。自信満々のソロス氏ですが、
「一生で一度の上げ相場」なんて、じっさいには「一生に一度の下げ相場」につかまったなど失敗を反省している場面もあります。また、日本に関する記述も興味深いです。原文を書いた当時の日の出の勢いの日本なんかを過大評価しているように思えます。
ただし、下記なんかは冷静に捉えているかもしれません。
せっせとアメリカ資産を 米国債や米ドルなどを買ってくれていることについて
日本人投資家はアメリカ勢よりも付和雷同的な性向がずっと強い、万一彼らのバイアスがシフトすれば今度は反対方向へとどっと殺到するであろう。しかしそれはまずありえない。当局が「羊飼い」の役割を果たすからだ。
われわれはいつまで羊のままなのでしょうか?

2008年7月15日 (火)

『考えることを楽しむ50代からの資産運用』

考えることを楽しむ50代からの資産運用―バフェット流優良株の選び方

考えることを楽しむ50代からの資産運用―バフェット流優良株の選び方

著者:松本 重熈

考えることを楽しむ50代からの資産運用―バフェット流優良株の選び方

オススメしない本も一応出しておきます。二度買わないように!

もし、次回読むとしても、著者のバフェット本の方がいいと思います(未読)。

内容は、優良企業とは、優良企業の選び方などです。

果たして今まで資産運用を意識してこなかった50代の方に役立つかというとおおいに?です。むしろ、少し心配になります。

薦めているのが、外国優良株なのですが、そんなに簡単に初心者がアクセスできるのでしょうか?しかも、実際に優良株を選べるものなのでしょうか?為替ヘッジは?中期的なインカムゲイン狙いとのことですが、株式じゃなくてもいいのでは?

「考えることを楽しむ」ための本のため 私が上記のようなことを考えるだけでも役立っているのかもしれませんが・・・

いままで投資経験がない方には勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな』http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_f640.html などをオススメします。

2008年7月14日 (月)

『マネーと常識』2 ボーグルvsシーゲル

本書の中で、ファンド販売側からの視点が述べられております。

 

182では、販売促進に携わる者は、どのようにすれば、標準的なインデックスファンドの成功を支えてきた特徴をうまく利用することができるだろうか。新しいタイプのインデックスを設定すればよいではないか!そして、その新しいインデックスは、従来のように市場全体を幅広くカバーするインデックスを一貫して上回ると主張するのである。実際に提供できるかどうか分からないのに、そのより高い潜在的リターンのために、より高い手数料を課すのである

187理論上構築された過去検証型のポートフォリオが達成した超過リターンの長期的な格差は大きなものではなく、せいぜい年間1-2%である。これらの超過リターンのうち、どの程度がコストとして没収されただろうか(経費率は0.28-1.89%)。標準的なインデックスファンドと比較して、銘柄入れ替えのための売買コストによって、どれだけが没収されただろうか。その売買が利益を生み出した際に投資家が負担する超過の税金によって、どれだけが没収されただろうか。

中略

 これらの過去検証型の仮想的なリターンが、それらのコストによって、すべてではないにしても大幅に侵食されることは間違いないだろう。

なんだか、すごく心当たりがあるのですが、ひょっとしてシーゲルのこと言っている?いや、実際それってまんまWisdomtree!実際シーゲル博士について以下のように取り上げられております。

192ペンシルベニア大学ウォートン・スクール教授であり、『株式投資の未来』の著者であり、ウィズダム・ツリー・インベストメンツ社のアドバイザーであり、配当牽引型のファンダメンタル・モデルの提唱者でもあるジェレミー・J・シーゲルについて、99年の『株式投資の未来』ではシーゲルはバンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンドのようなインデックスに投資すべきと述べていたが、現在はwisdomtreeで活躍中 

これにたいしてBogleはもちろん、「彼が考えを変えるのは自由だけれど」としれっと答えてます。

これって、ちょっとした挑戦状!宣戦布告? さてさてシーゲルとボーグル軍配があがるのはどちらか?

えっ私ですか?当然、どちらにも投資しております。でも、じつは現時点ではちょっとボーグル派ですね。もうちょっとvangardの比率を上げてもよいかもしれません。本書を読むと商品とwisdomtreeの比率を下げたくなります。

しかし、そんなときは、ロジャーズとシーゲルを再読するのさ!

2008年7月13日 (日)

『マネーと常識』

  1. マネーと常識 投資信託で勝ち残る道
マネーと常識 投資信託で勝ち残る道

著者:ジョン・C・ボーグル

マネーと常識 投資信託で勝ち残る道

前回、少し触れましたが2007年出版(日本では)のボーグル本です。

とにかく、ボーグル氏は言うことが一貫しております。信念の人というのが当てはまりますね。結論としては

【結論】

1)      株式の売買ではなく、企業の保有が勝利の戦略

2)      全市場型のインデックスは最善のリスク低減戦略

3)      市場のグロスリターンからコストを差し引いたのが、投資家が全体として受け取るネットリターンに等しい

4)      さらに、タイミングと選択のペナルティを差し引いたものが投資信託の投資家が全体として受け取るネットリターンである

幅広い分散投資を最低限の手数料で実現せよ!

ということです。そしてそれを可能な限り長期間持ち続けること

本書では何度か

  • 「単純ではあるが容易ではない」
  • 「数学は科学の基本であり、安全の母である」

などのキーワードがでてきます。そして、構成としてもなるほど納得なのであります。

さて、具体的な戦略はといいますと、

  • ETFは?     いいかもしれない
  • セクターは?   大黒柱が生活費を稼いでいる分野を除くとセクターもありかもしれない。
  • コモディティファンドは?いずれ、商品バブルがおきて、馬鹿げたほど高騰した後になってあなたを魅了するファンドが登場するだろう。けれども、株式や債券と違って、商品にはそれを支えるファンダメンタルズ(利益や配当や利払い)が存在しない。
  • 240低コストの新興国インデックスファンドを若干保有するのも合理的、必ずリスクを理解しておくように

例えば85%を中核資産に、残り10%をバリュー、5%を小型株に

 あれあれhttp://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/jc_2_06b4.html

『インデックス・ファンドの時代』と少し違っているぞ!しかし、それはむしろよりインデックスに特化したと言ってもいいのかもしれません

  • 241債券戦略米国の債券市場全体に投資するポートフォリオは、依然として最適な債券投資戦略である。MMFは貯蓄のためのものであって、投資のためのものではない。

  • インフレヘッジ低コストの物価連動債はあり

P242アセット

年齢と同じあるいは、年齢マイナス10%が債券

この本を読むと、投資は単純な戦略、たとえばVTのみでいいのかもしれません。VTはまだよく調べていないので、今後の検討課題!

2008年7月11日 (金)

『インデックス・ファンドの時代』 J・C・ボーグル その2

『インデックス・ファンドの時代』 J・C・ボーグル その2

さて、1999年のボーグルは下記のようなポートフォリオをオススメしております。
p99 単純な5ファンドからなるポートフォリオ 
    1. 大型 50% 
    2. 中型10% 
    3. 小型20% 
    4. 特化型(医療、技術、エネルギー、不動産など)10%
    5. 外国株10% 
バランスいいですよねぇ。私も上記のように考えていたのですが、しかし、『マネーと常識』
2007年3月では

例えば85%を中核資産に、残り10%をバリュー、5%を小型株にてな具合にとにかく手数料の少ない全市場をカバーするインデックスほぼ1本のシンプルなものを推奨しております。

これは、なんとなく分かるような気がします。『インデックスファンドの時代』からさまざな業種の浮き沈みもあり、なんだかんだ言ってインデックス一本でいいやに行き着いたのと思われます。ボーグル氏らしいと思います。一方シーゲルは違う考えになっているようですが、それはまた次回『マネーと常識』で取り上げたいと思います。

       1988年12月末    1998年6月末  
  • USA       28%           48%
  • 日本       43%           9%
  • 英国       8             10
  • フランス・ドイツ 5             10
  • そのほかの国々16            23

p188効率的フロンティア 88年12月末までの10年間 最も効率的 USA50% 外国50%
               98年12月末までの 10年間 最も効率的 USA80% 外国20%
1988年の日本 国際株式市場の43%のウェイトだったが、1988年ではわずか9%という1/5になっている。
そして、今後どこが最も伸びるかなんて誰にも分からない。分からないなら、時価総額加重インデックスでよいではないか、余計な手数料など要らない要らない!
さらにその論調が『マネーと常識』で掘り下げられてゆきます。
次回はシーゲルvsボーグルの予定です。

2008年7月 9日 (水)

『インデックス・ファンドの時代』

インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流

インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流

著者:ジョン・C. ボーグル

インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流

最近 ボーグル氏の本を何冊か読んでいます。

まずは『インデックス・ファンドの時代』から原書は99年2月発売、日本では2000年11月9日発売です。もう8年近くたっていますね。

http://www.miller.co.jp/kmp00/visitor/apps/cgi-bin/cv0cht00.cgi?code=201&div=I

を見ると、S$P500は2000年3月1552.87をつけた後、2003年の世界同時株安まで下がってゆき、その後は反転してようやく2007年10月に1576.06と高値を更新、その後はサブプライムローンにてだらだら下げております。まぁ、下げているほうが積み立て中の私にはありがたいのですが・・・

さて、本書ですが

p16 1802年以降25年単位の移動平均で172のサンプル期間ととると、債券が株式をアウトパフォームするのはわずかに21分の1回に当たる8回にすぎない。
と債券投資にはnegativeな考えです。その上で
p31 
  • まず投資すべし
  • 時間は味方
  • 衝動は敵
  • 簡単な計算 コスト
  • 単純であれ
という基本戦略を示しています。まんまバンガードのインデックス買っとけ!ということですが、賛成します。すでにもう持っていますが、さらに時間とともに増やす予定です。

2008年7月 3日 (木)

『大投資家の名言』 2

『大投資家の名言』2002年2月18日1刷 2

p146 リスクとは、将来重要な買い物や支払いをしたいと思ったときに、十分な現金を持ち合わせていないという確立
いや、たしかに現金ないと困る。事業に関しては毎月毎月100万円単位でお金が出て行ってしまう。現金なけりゃ、あっという間にショートしてしまう。
p157 なぜ現金が役に立つのか
 通常、現金の期待収益率は債券よりも低い。しかし、債券のリターンがプラスの場合の3割については、現金も債券並みのリターンをもたらす。しかも、債券のリターンがマイナスのときも、現金のリターンは常にプラスである。
ということは、現金の期待リターンの低さを補うレベルまで、代わりに株の比率を増やせばよい。
仮に60%が株、40%が債券(現金はゼロ)で構成されるポートフォリオと75%が株25%が現金(債券はゼロ)で構成されるポートフォリオを比較してみよう。
・・・リスク水準はほとんど同じだが債券ゼロのポートフォリオは138の四半期のうち88回において、つまり64%の場合、現金ゼロのポートフォリオよりも高い収益を生むという結果になった。
Peter L. Bernstein, How True Are the Tride Principles? in Investment Mnagement Review 3 March/April 1989
p171 William C Greenough, Inflation and Pensions, A New Approch to Retirement Income, 1951 , pp 7-15 , TIAA
投資を考える上で よく、株式と債権の比率についての話題が多いが、債権部分は現金ではダメなの?そういう視点に立ったことはなかった。この話を聞くと、現金でもいいのかもしれない。今後の研究課題!
p177 サイモン・ラモ『初心者のための驚異のテニス』
自分で勝ったボイントが8割 アマ 全ポイントの8割が相手のミス
  1. p183明確な戦略とその実行
  2. 単純であるほどよい
  3. ディフェンスに徹する ほとんどは買うための情報 「敗者のゲームでは」売りに注目
問題は市場にあるのではない。投資家自身の中にまたその認識に,そしてそれにどう反応するかにある。
まぁ、そうなのでしょうね、おっしゃるとおり「敗者のゲーム」なのでしょう。勝つことを考えてはダメ。負けないこと負けないこと!
もっと単純にやらなきゃいけないかなぁ。

2008年7月 2日 (水)

『大投資家の名言』

『大投資家の名言』2002年2月18日1刷
なかなか示唆に富むお話がいくつも出てきました。
p54雌牛はミルクのため、めんどりは卵のため、そして株は、なんといっても配当のためだ。
  農園は果物のため、ミツバチはハチミツのため、そして株はどう考えても配当のためだ。

もっと、配当を重視してもいいのかもしれませんね。いや、そうすべきだと思います。

p100 バフェットの失敗
  •  仮に800万ドルの支払って企業の株式の過半数を得たとする。1000万ドルで清算、売却もできるとする、しかし10年間保有し続けた後で売却すると、やはり1000万ドルで売却できるとしても、その間の毎年の配当は、わずかである。時間をかけることは優れたビジネスにとってはプラスに働くが、普通のビジネスにとってはマイナスなのだ。
p103 「組織が本質的に持つ欠陥」
    • 組織はどんな変化に対しても常に抵抗する
    • 仕事が時間のある限り増えるのと同様に、企業のプロジェクトや買収も資金がある限り拡大していく
    • いかに無駄なプロジェクトでも、経営者がそれを望むならば、とにかく正当化されてしまう
    • 企業というものは同業他社の行動を、とりあえず真似したがる
    • 企業を支配するのは無節操さでもなく無能さでもなく、組織が持つ本来的ダイナミズムである。
バフェット氏と勝負する気はさらさらないため、私は市場平均で十分です、ハイ。組織かぁ!いつか、組織として事業がうまく回るようになればいいのだけれど・・・
p123 ウォーマックさんの成功の秘密
安値を更新、ダウは200ポイントも下がるだろうという観測が出ると彼はスタンダードプアーズの株式ガイドを読み、株価が10ドル以下に落ち込んでしまった銘柄を30ほど選び出すちゃんと利益をだし、配当もはらっている銘柄に限るそして25000ドルのパッケージ買いそして、ダウが1500に到達するかという噂が流れだすとそのパッケージを全部売却
米を育てるのも栽培期と収穫期がある。米をしょっちゅう栽培していても無駄なのと同じこと 
How Mr. womack made a killing, in forbes vol.122 no.7 october 2, 1978
引用が1978年からです。歴史を感じさせます。われわれは、歴史からもっと学ばなければなりませんね。
「攻め」がむずかしいならいっそうのこと守りのポートフォリオを!

2008年6月28日 (土)

『人はなぜお金で失敗するのか』

http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_0574.html と同様行動ファイナンスの本、 こっちを先に読んでいたら 『最新行動ファイナンス入門』は不要かと思われます。重複する部分が多いです。

ざっくりしたまとめは

  • あらゆるお金を同じように扱う
  • 損失による失望は、利益を得る喜びよりも大きい
  • 使ってしまったお金に意味はない
  • どういう見方か(もっていたくない投資対象は)
  • すべての数字を大切に
  • 小さなことを重視しすぎない アンカリング
  • 自信は勘違いであることが多い
  • 失敗を認めることは難しい
  • トレンドはフレンドではないかもしれない
  • 知りすぎかもしれない
  • 保険の免責をあげて、保険料を安く!100とか200$の免責を500$1000$に保険料を10-25%やすくできる
  • 小さい損失は自分で!保険会社を自分ですればよい
  • 非常用の資金でクレジットカードの負債を完済
  • インデックスファンドに乗り換える
  • 投資を吟味 アセアロ
  • 退職金設計を最大限利用する
  • 給与天引きプランを設定する
  • 最後に、お金の使い方を追跡する

ですが、たとえ話や実際の投資上の意外な数字などが面白いので、興味のある方はご一読ください。

2008年6月27日 (金)

『お金は銀行に預けるな』

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

著者:勝間 和代

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
『お金は銀行に預けるな』勝間和代2007/11/20 
最近わたしは 彼女に非常に興味を持っております。
本もえらい勢いで売れていますし。最初はちょっとシカトしていましたが、やはり読まず嫌いはいけませんね。
内容は、初心者向けです。分かりやすく理論がしっかり書かれているため、納得しやすいと思います。
  • p79市場は原則として効率的であり、個人が自分の力で割安銘柄を探すのはかなり難しい
そのとおりだと思います。私はすっかりインデックス派となっております。
  • p167
  1. ゴール1:生活資金の最低6ヶ月から2年分をためる  20台後半から30台後半
  2. 労働収入の10%-30%を金融収入で積み上げる    40代前半以降

年収600万円のひとなら120万円の金融リターンっていうけれど,実際は厳しいですよ。毎年毎年のフローで考えずに、とにかく、いまは耕して耕して種をまく時期と割り切って考えております。実がなって収穫するのはまだまだ先のことでいいでしょう。

p189 参考図書
  • 『リスク』ピーターバーンスタイン
  • 『株式投資の未来』
  • 『敗者のゲーム』
  • 『賢明なる投資家』
  • 『投資の科学』マイケル・J・モーブッシン
  • 『ソロスの錬金術』ソロス
  • 『根拠なき熱狂』
  • 『投資4つの黄金則』
  • 『ジムクレイマーの株式投資大作戦』
  • 『行動ファイナンス』ヨアヒム・ゴールドベルグ
読んでないのはソロスとジムクレイマーかな、予約しておこう!
3つの節約
  1. 住宅ローンは組まない
  2. (都市部の人は)車を買わない
  3. 生命保険は定期逓減型に

私は 

  1. ローンなし 借家住まい 
  2. 自家用車なし 
  3. これは研究課題ですね(いまは、借金分の掛け捨てのみ)

若い人に読むようオススメしたいです。

2008年6月15日 (日)

『ビジョナリーカンパニー2』

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

著者:ジェームズ・C. コリンズ

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ビジョナリーカンパニー
GOOD to GREAT
ビジョナリー・カンパニーの続編です。時間のない人はこちらだけでも一読の価値あり。
並からちょいいといいかなって企業が飛躍的に業績をあげてゆくときなにがおきているのか?そんな内容
  1. 有能な個人:才能・知識・スキル勤勉さによって生産的な仕事
  2. 組織に寄与する個人:組織目標の達成のために自分の能力を発揮、組織の中での協調性
  3. 有能な管理者:人と資源を組織化、決められた目標を効率的に効果的に追求
  4. 有能な経営者:明確で説得力のあるビジョン そのための努力
  5. 第5水準の経営者:個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという矛盾した性格の組み合わせにより、偉大さを持続できる企業を作り上げる
有能な個人にはなれるかもしれない。組織に寄与する個人にもなれるかもしれない。しかし、3.以降のマネージャーとしての資質はどうなのだろう?自問自答するのも恥ずかしい気がする。
とにかく、ビジョンは間違いなくあるのだから一歩づつ歩みを進めていこう!
最初に人を選び、その後に目標をきめる
「規律ある考え」→「規律ある行動」→「規律ある人材」
「最初にバスに乗る人を選ぶ」
報酬のために努力するのではなく、偉大だとはいえない状況には満足できない
世界一になれる点がどこかにあるはずだ。それを探しだしてみせる。
世界一にはなれない点がある厳しい現実も直視しなければならない。
この点で幻想を抱いてはならない
  • 情熱を持ってとりくめるもの
  • 世界一になれる部分
  • 経済的な原動力になるもの
ほんとうに問題なのは「なぜ偉大さを追求するか」ではない。
「どの仕事なら偉大さを追求せずにいられなくなるか」
「そこそこの成功で十分ではないか」との問いは、仕事の選択を間違えている。
自らを振り返って、偉大さを追及せずにいられない仕事をやっている、その自負はあるのだが、まだまだ だなぁ~!

2008年6月13日 (金)

『ビジョナリーカンパニー』

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

著者:ジェームズ・C. コリンズ,ジェリー・I. ポラス

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
 さて、企業家としての一歩を踏み出してしまった私ですが、こんな本から勇気をもらっております。
幸運の女神は、どこまでも粘り抜く者に微笑む
アイデアはあきらめたり、変えたり、発展させることはあるが、会社は絶対にあきらめない。
1935年、ジョージ・メルク二世は、
「我々は医学を進歩させ、人類に奉仕する理想を純粋に追求する業界で働いている」「糸状虫症」の薬メクチザンを開発、無料で提供した。
いっぽうファイザーのジョン・マッキーンはおなじころ 「人道的に許される限り、すべての活動から利益を上げることを目指す」
さて、どちらに投資したいだろうか?
じつを言うと、 私はどちらにも小額ながら投資しています。
  1. 時を告げる預言者になるな。時計を作る設計者になれ
  2. 「ANDの才能」を重視 抑圧をはねつけろ
  3. 基本理念を維持して進歩を促す
  4. 一貫性を維持しよう
  • はたらき続ける
  • 全体像を描く
  • 小さなことにこだわる
  • 下手な鉄砲ではなく、集中砲火を浴びせる

時計を作る設計者どころか、時も告げられない私ですdespair 。

でもビジョナリーカンパニーのなかでも、素晴らしいアイデアなしで とにかくはじめた企業もあるので、まずはいろいろなことをやって食っていけるようにしたいものです。       

2008年5月29日 (木)

『投資4つの黄金則』 2

資産のすべてをひとつのポートフォリオとして管理
  • 個人的な貯金
  • 退職口座
  • 非常用資金
  • 大学資金
  • 住宅購入資金
すべきと述べられております。私はできておりません。 ちょっと時間をとってやってみたいと思います。
貯蓄を早くから、そして倹約生活を!
主要なアセットクラスは
  • USA株 さらに大型、小型
  • 外国株
  • REIT

また、ポートフォリオをスタートしたときに実質額の2%未満に年間支出を抑えなければ安全とは言えないと述べられております。

じゃあ、必要なのは生活費を400万円としたら 2億円くらいか
果てしなく遠い気がする・・・wobbly
本書で述べられているが実行していないことがあります。
いくら、リターンの源泉であるリスクをとっても100%株式はオススメできないと述べております。20年にわたる弱気相場がありうること、また今まで長期的には株式のリターンがもっとも多かったが、これからもずっとそうである保証はないこと。また、株式比率が80%でも100%でもあまりリターンに差がつかないこと。
せめて20%くらいは短期債券で運用するように勧められております。
このことは、今後の研究課題とします。

2008年5月27日 (火)

『投資4つの黄金則』 1

4138gy6crel
  1. 【第一の柱:投資理論】リスクとリターンは結びついている、まぁわかんねぇからインデックス買っとけ!
  2. 【第二の柱:投資の歴史】常軌を逸した上昇、下落が起こる。バブルはあるし、奈落の底では根性入れて買っとけ
  3. 【第三の柱:投資の心理】最大の敵は自分自身。 アセットクラスのリターンは不規則                             まぁ、己を知って、敵は市場にまかせておけ

【第四の柱:投資のビジネス】ブローカー、ファンド会社、ファイナンスジャーナリスト、まぁ、とにかく手数料を安くね!

まとめると上記のような内容です。
あまり出回っていないようですが良書ですね。
著者は セクター戦略はさけるべき、考慮するのはREIT>貴金属 と述べられておりますが、(日本での出版は2003年 USAでは2002年出版のもよう)どうなのでしょうか?私はセクター戦略のKXIを買っていますが、現時点ではKXIは有名になりすぎて割高になっているかもしれません。
今後20年間でKXIがSP500をアウトパフォームするかどうかは疑問ですが、2000年のITバブルのように商品セクターがズッコケルことはないと思うのですが・・・
本書の中でのオススメ本は
  • 『ウォール街のランダムウォーカー』バートン・マルキール
  • 『インデックス・ファンドの時代』ジョン・ボーグル
  • 『バブルの歴史:チューリップ恐慌からインターネット投機へ』エドワード・チャンセラー
  • 『バーナード・バルク/マネー・オブ・ザ・マインド/ミスターマーケットに気をつけろ』ジェームズ・グラント

2008年5月12日 (月)

『最新行動ファイナンス入門』

最新 行動ファイナンス入門

最新 行動ファイナンス入門

著者:ジョン・R. ノフシンガー

最新 行動ファイナンス入門

『最新行動ファイナンス入門』ジョン・ノフシンガー

  • 戦略1)バイアスを理解 スネークバイトやハウスマネーやなどあつものに懲りてなますをふくあるいはあぶく銭だから粗末にあつかうのはダメ
  • 戦略2)なぜ投資するか理解せよ(できるだけ具体的に)
  • 戦略3)数量的な投資基準を持て
  • 戦略4)分散化せよ 異なるタイプの株式、自分の働く会社には投資しない、債券にも投資せよ(やってないけど)
  • 戦略5)自己の投資環境をコントロール ダイエット中ならキャンディーのビンをテーブルに置くべきではない

2)なぜ投資? うーと、とにかく世界のどこにいても食っていけるようになっていたい。何かに縛られいろいろなものから小突かれ続けるのが永遠ではちょっとやりきれない。具体的には26.8万円/月6% 20年 ¥125,400,609くらいか?月に$2000程度投資し続ける

3)数量的な基準は今のところあまりないですが、とりあえずドルコストで!上がろうが下がろうが売らない。ひたすら売らない

4)ボンド必要なのかな?長期でみると割に合わないから不要と考えているのですが?

5)投資オーナー契約http://lazy-portfolio.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_9a6e.htmlを机の上に貼り付けておこう

薄い本ですが、いままで行動ファイナンス関連の本を読んでいない人にはオススメできます。いままで長期投資に関する本、インデックス買うべし本を4-5冊読んでいる人はあらためて読む必要はないと思います。

2008年5月10日 (土)

『人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉』

ご存じ、世界を股に掛ける投資家ジムロジャーズ
Tシャツに 'I am a father' はどうかと思いますが、気持ちは伝わります。ハイ
  1. 他者に流されてはいけない
  2. 大好きなことに情熱のすべてを注ぎなさい
  3. 常識はそれほど常識ではない
  4. 世界を見ておいで
  5. 哲学をつまり「考える」ということを学びなさい
  6. 中国の時代
  7. 歴史を勉強
  8. 汝自らを知ること
  9. 変化をとらえそして受け入れる
  10. 未来を見つめなさい
  11. 大衆に逆らいなさい
  12. 幸運の女神は努力を続けた者に微笑む
日本は中期的には買いだが長期投資向きではない
少子高齢化の解決の糸口さえ見出せず、また財政赤字は悪化し続けている。もし、私が日本の若者だったら強い怒りと不安でいっぱいになるだろう。
いやいや、ジム! もうそんなに若いとは言えない私も強い怒りと不安でいっぱいだよ!!
とりあえず、ジムが言うように、今後世界はますます変わっていくだろう。そして、世界における日本の重要性はますます少なくなっていくだろう。なんとか食いぶちに困らないようにいまから努力しておくよ!

2008年5月 8日 (木)

『ジム・ロジャーズ世界を行く』

『ジム・ロジャーズ世界を行く』1995年
まだ若かりし頃 バイクで世界を旅したのですね。いやぁタフですわ!
旅を単なる冒険としてではなく、全生涯をとしての自己鍛錬の手段として本当の意味で世界を理解すること、世界のあるがままを知ることを目的として旅に出たそうです。
ソ連崩壊の危険性を的確に指摘されております。
世界をめぐって学んだことは 栄枯盛衰とどんなに貧しくなっても人々の生活はつづくということ。さらに大事なことは夢があるのなら実行すべき、チャンスは再び巡ってこないのだから
 
いいこというなぁ。
夢を実現させるため、きょうも あしたも あさっても がんばっていこう !

2008年5月 6日 (火)

『ジム・ロジャーズ世界大発見』

冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)

著者:ジム ロジャーズ

冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)

1998年末のアイスランドから2001年末の米国に戻るまで15万2000マイルの旅のものがたり。もちろん、ロジャーズ氏は投資家ですので、その視点で世界を眺めております。
アジア地域に関しては、
今では信じられませんがロジャーズ氏によると1965年頃は韓国より北朝鮮のほうが豊かだったそうです。
また、日本の問題点が鋭く指摘されております。
  • 少子高齢化
  • 巨額の財政赤字
  • 閉鎖性(移民問題や韓国系日本人への差別)
  • 米国では公共投資は国家予算の9%程度だが日本では40%
  • どこへもいけない橋や高速道路が地方の村々にできている
  • 成功したのは島国で意思統一がしやすかったが、それゆえ柔軟性 がなくなっている
どう考えても、日本については楽観的になれません。今のところ、日本に住んで、日本で仕事をして、円貨をbase currencyとして得ていますので、これからは違う環境でも生きてゆけるようにしたいものです。
また、気になる記述で
ハバロフスクでは日本人の売春ツアー
ブラゴベシチェンスクでは中国人の売春ツアー  
100$で若い女性が一晩自由になるとのこと
などが書かれていましたが、なんだかねぇ、いやですね。生理的にうけつけない。でも、中国もそういう時代なのか?下手するとほんとうに同胞の若い日本人女性がツアー客に買われていく時代になるかもしれない。
いやだなぁ
インドは手のつけようのないほど役人根性、性差別、保護主義
として、敬遠しているようです。その割りに中国はかなりの評価をしております。
面白いのはその長期的視点前回のミレニアムの変わり目に、ベニスは海軍力で絶対的優位に立とうとしていた。地中海貿易を独占し、ヨーロッパの東方貿易を支配。当時のベニスの指導者たちの名前をあげることのできるアメリカ人はいないだろう。次のミレニアムの変わり目には間違いなく米国大統領の名前をひとりもジョージワシントンでさえあげられる人間がいない時代が来る
そう言われればそうかもしれない、でも1000年後のことまで考えなくてもいいかな。せいぜい50年後次の次の世代などを考えても100年後、どんな世の中になっているのか、それについては非常に興味がある。
また、時間のあるときにブレインストームを!

2008年5月 4日 (日)

『大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代』

大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代

著者:ジム・ロジャーズ,林 康史,望月 衛

大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代
これが日本で出版されたのが2005年6月 確かに、商品の時代なのでしょう。
いろいろなものがえらく値上がりしている。
ガソリンはおろか、日常の食料品もしかり、そしてなんとAmazonの電化品も微妙に値上がりしているではありませんか!
そんな昨今の状況を考えると資源国に投資はどうでしょう?と単純に思ってしまいます。
しかし、本書では 
  • ロシアカスピ海沿岸旧ソビエト・・・天然資源は豊富だが、地域全体が危機的(たしか自殺率とかも多かったような)
  • ナイジェリア 石油は豊富だが政治体制はぼろぼろ
  • 南アフリカ インフラはメンテナンスが行き届かず劣化が進んでいる。地方から都市への人口移動→スラム化(ヨハネスブルクなんて治安が最悪らしいし)
  • 中国は 1989.1994に近い大暴落が起こりうるそのときが買い時とのこと
  • 長期的にはドル下落、
などなどと結局どうすればよいのでしょうか?
で、本書の影響で大和コモディティファ